免税地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/20 07:02 UTC 版)
リヴィーニョではイタリアの付加価値税(消費税)が課されていない。リヴィーニョはEU加盟国であるイタリアの領土であるが、EU関税同盟に含まれず、EU付加価値税 (European Union value added tax) の除外区域となっている(欧州連合加盟国の特別領域参照)。なお、同様の特別地域には、スイス領内の飛び地であるカンピョーネ・ディターリア(コモ県)がある。 1840年頃にオーストリア帝国によって導入された免税制度は、イタリア王国、イタリア共和国によっても継承され、1960年頃には欧州経済共同体によっても確認された。付加価値税は課されていないが、法人税は課されており、タックス・ヘイヴンとはみなされていない。 免税地であることから物品も安い価格で販売され、観光客のほか、特に安いガソリンなどを求める近隣の人々も訪れる。
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