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世界館 (伊勢市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/12/11 21:43 UTC 版)

世界館（せかいかん）は、かつて存在した日本の映画館。世界舘とも表記した^[1]。1894年（明治27年）に芝居小屋蛭子座として開館、1916年（大正5年）に世界館へ改称、映画館となった^[2]。2001年（平成13年）時点では、三重県最古の映画館であった^[3]。

^ ジャスコ伊勢店すなわち、2013年現在「伊勢外宮参道伊勢神泉」の建つ地の南にあった^[5]。
^ 戦前には同名の映画館が三重県内だけでも津市と四日市市にそれぞれ1か所ずつあり、日活が経営していた^[6]。日活は宇治山田市にも進出計画を持っていたが、すでに「世界館」の名を使われていたため、進出を諦めたという^[6]。
^ 1911年（明治44年）に建てられた劇場で、1929年（昭和4年）発行の『宇治山田市史』によると、瓦葺き2階建てで建坪は233.9坪（約773.22m²）と市内最大で、世界館の3倍もあった^[7]。

^ ^a ^b ^c ^d ^e 日本映画製作者連盟配給部会編（1995）：81ページ
^ ^a ^b ^c 久保（1996）：55 - 56ページ
^ ^a ^b ^c 「『シネコン時代』街の映画館苦戦」『朝日新聞朝刊三重版』朝日新聞名古屋本社、2001年12月12日、25面。2019年9月3日閲覧。
^ 宇治山田市役所編（1929）：1606 - 1610ページ
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ 久保（1996）：55ページ
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g 久保（1996）：56ページ
^ ^a ^b 宇治山田市役所編（1929）：1610ページ
^ ^a ^b ^c ^d ^e 久保（1996）：58ページ
^ ^a ^b ^c ^d ^e 日本映画製作者連盟配給部会編（1984）：89ページ
^ 日本映画製作者連盟配給部会編（1995）：80 - 81ページ
^ ^a ^b “映画「八甲田山」ファンサイト/劇場” (日本語). 2013年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月9日閲覧。
^ 中谷（2003）：13ページ
^ ^a ^b ^c “伊勢商工会議所青年部業種別名簿” (日本語). 伊勢商工会議所青年部. 2013年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月9日閲覧。
^ “持ち主不明記録にある事業所名一覧（所在地が三重県で「セ」から始まる事業所）” (日本語). 日本年金機構 (2013年1月31日). 2013年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月9日閲覧。

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