世界麻雀大会とは? わかりやすく解説

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世界麻雀大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:45 UTC 版)

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世界麻雀大会
世界麻将大賽(中国語)
World Series Of Mahjong(英語)
開始年 2007
主催 World Mahjong Ltd.
前回優勝 何國雄
公式サイト
World Series Of Mahjong(日本語)
私企業による大会。
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世界麻雀大会(せかいマージャンたいかい、英語:World Series Of Mahjong)は、ワールドマージャン社が開催するプロ麻雀の世界選手権。略称はWSOM。トーナメント制と賞金制を採用しており、総額は100万ドルである。出場条件として21歳以上であることが求められ、出場費用として5000ドル払わなくてはいけない。日本では、「ワールドシリーズオブ麻雀」と表記されることもある。

世界麻雀組織が開催する世界麻雀選手権とは何の関係もない。

歴史

第1回大会

2007年6月15日から17日の3日間にかけて開催された。10か国から265名が参加し、香港出身の許宗澧(フイ・チュンライ)が優勝した[1]

なお、この大会から5か月後の11月1日から5日にかけて、世界麻雀組織による第1回世界麻雀選手権も開催されている。

第2回大会

2008年9月19日から21日の3日間にかけて開催された。15か国から302名が参加し、香港のAIA保険に勤める保険計理人何國雄(ホー・カクフン)が優勝した[2]。また日本から出場した青野滋が4位、釘宮公人が5位に入賞した。

また、メインイベントとなる世界麻雀大会ルールとは異なる、日本式立直麻雀のイベントも9月18日に開催された。

第3回大会

2010年10月28日から31日の4日間にかけて開催された。オンライン予選には70000人以上が参加し[3]、大会には20の国・地域から300名以上が参加した[4]。香港出身で家具のセールスマンをしているTak-Kwanが優勝した。

第4回大会

2015年12月5日から6日にかけて開催され、中国のZhao Jianが優勝した。また、日本から出場した鈴木たろうが2位となった[5]

ルール

関兆豪(Alan Kwan)の中庸麻雀得点計算法[6]を採用している。

賞金

賞金は32位まで支払われ、各賞金には5パーセントの税金がかかる。日本円の額はレートによって変わるため、ここでは大体の額を明示する。

順位 賞金額 (米ドル) 賞金額 (日本円)
優勝 500,000 約4600万
2位 150,000 約1380万
3位 80,000 約735万
4位 50,000 約460万
5位 - 8位 15,000 約140万
09位 - 16位 10,000 約92万
17位 - 32位 5,000 約46万
合計 1,000,000 約9200万

優勝者

第3位まで掲載する。

大会 優勝者 2位 3位
1 許宗澧 劉麗芬 余筱萍
2 何國雄 (アレックス・ホー) 湯金榮 林浩楠
3 Tak-Kwan Pao Jin-Long Yang Xun-Zhi
4 Zhao Jian 鈴木たろう Lai Siu Kui

開催地

期間 大会 場所 施設
2007年6月15-18日 2007世界麻雀大会 中華人民共和国マカオ特別行政区 ウィン・マカオ
2008年9月18-21日 2008世界麻雀大会 中華人民共和国マカオ特別行政区 ウィン・マカオ
2010年10月28-31日 2010世界麻雀大会 中華人民共和国マカオ特別行政区 ザ・ベネチアン・マカオ
2015年12月5-6日 2015世界麻雀大会 中華人民共和国マカオ特別行政区 ザ・ベネチアン・マカオ

出典

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