他言語版との通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:04 UTC 版)
「ポケットモンスター (ゲームシリーズ)」の記事における「他言語版との通信」の解説
ポケットモンスターのビジネスは国際的に展開されており、ゲームもさまざまな言語に翻訳されている。ただし現在のところ日本語以外ではハングル版の『金・銀』および第四世代以降の本編ソフトを除くと欧米の言語のものしか発売されていない。よって中文版などは多数の海賊版が存在する。 『金・銀』以前では他言語版同士の通信は文字コードの問題などで不可能である。強引に行おうとするとデータに異常をきたす恐れがあるとして、公式サイトからも行わないように注意されていた。 『ルビー・サファイア』以降のGBA版同士では、一部制限はあるものの可能であり、説明書などでは明記されていないものの半公認となっている。以下、簡潔に説明する。 対戦・交換・ポロック・コンテスト・ミニゲームは全面的に可能 GBA版において、日本語版とそれ以外によるレコード混ぜは『エメラルド』同士のみ可能 GBA版ユニオンルームでの通信・カードeの融通・他機種(ニンテンドーゲームキューブなど)版との通信は全面的に不可 パルパーク・ポケシフターは言語が同じでなければできないが、同じ世代であればポケモンの交換は可能 『ダイヤモンド・パール』以降では他言語同士の通信がWi-Fiコネクションも含めて全面的に可能である。他国版のプレイヤーが捕まえたポケモンは同じ言語版で交換したポケモンよりもさらに経験値が多めに貰えるなど、積極的な国際交換を促す仕掛けが用意されている。また、『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』では日本語版でハングルの表示も可能になり、No.493以前のポケモン(『ダイヤモンド・パール』以前に発見されている)に対応する、発売されている全言語版の図鑑データが収録されている。 『X・Y』では全世界同時発売を目的にゲームが制作された為、どの地域でソフトを購入しても言語が選択でき、全てのポケモンの全原語版のデータが参照できるようになっている(全原語版のデータを所有することが条件である)。 『サン・ムーン』では中国語が追加され、繁体字と簡体字双方の漢字表記にも対応している。
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