他言語関連の類似用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 23:49 UTC 版)
「Engrish」の記事における「他言語関連の類似用語」の解説
Nihonglish (語源:「日本語」+ "English") (i) 英語話者が用いる、発音・表現等に問題がある日本語(i.e. Engrish の反意語)、または (ii) 目標言語を日本語とする英語話者の中間言語。(i) の例としては音節拍言語である日本語の強勢拍発音が挙げられ、「こんにちは」を普通のアメリカ人が発音すると「こにーちわ」になってしまうことなどに見られる。このような発音をあえて真似る日本語話者がいることに見て取れるように、(i) の意味で用いられる Nihonglish は、 Engrish と同様揶揄の対象となりうる。一方 (ii) の意の Nihonglish は言語熟達度の問題から生じるコードミキシングである。(例) Spanglish スペイン語と英語の融合言語。例として、外国語を話そうとして恥をかく英語圏の人を指して、embarazado と呼ぶことがある。これは、スペイン語で「妊娠した」という意味だが、英語の embarrassed (「当惑した」「恥をかいた」の意)に似ているため、英語話者がスペイン語を話そうとしてよく間違う言葉である。「男が妊娠して当惑」「妊娠などという言い間違いをして恥ずかしい」というジョークも関連している。 その他Chinglish(英語版) (中国) Danglish(英語版) (デンマーク) Denglisch / Germish (ドイツ) Dunglish(英語版) (オランダ) Englog / Taglish (フィリピン: タガログ語) Finglish(英語版) (フィンランド) Franglais / Frenglish (フランス、カナダ) Globish (世界共通言語) Hinglish (インド: ヒンディー語) Honglish(英語版) (香港: 広東語をベースにしている) Kanglish(英語版) (インド: カンナダ語) Konglish (韓国) Manglish(英語版) (マレーシア) Pinglish(英語版) (イラン: ペルシャ語) Runglish(英語版) (ロシア) Singlish (シンガポール) Swenglish(英語版) (スウェーデン) Tanglish(英語版) (インド: タミル語) Tinglish(英語版) / Thailish(英語版) (タイ) Vinish(英語版) (ベトナム) Wenglish(英語版) (ウェールズ) Yinglish(英語版) (イディッシュ語)
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