他系列への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:54 UTC 版)
関東2キー局が総合局に移行した後も、県域独立放送局のテレビ神奈川(TVK)、千葉テレビ放送(CTC)、テレビ埼玉(TVS)の3局が、県教育委員会の制作・提供による学校放送を平日午前中の時間帯に実施するとともに、教員や保護者向けの番組も併せて放送した。いずれの局とも2000年代には番組数・放送時間ともに減少し、TVKでは2008年3月までの障害児向け番組『のびる子きょうしつ』および『のびる子教室』、CTCでは2006年3月までの小学生向け社会科番組『まなび発見ちば』を最後に放送を終えた。 また、総合編成が可能だったフジテレビも厳密な意味での学校放送ではないものの、鹿内信隆による硬派志向もあり、初期のスローガンである「母と子のフジテレビ」の通り子供向けの情操教育番組に長年力を入れ、「ピンポンパン」や「ひらけ!ポンキッキ」が長寿番組となり、「ポンキッキ」は日本で過去に制作されたすべての番組の中で最多の受賞経験を持つに至ったが、1980年代に入り、信隆の長男・鹿内春雄の方針による収益改善策として「楽しくなければ、テレビじゃない」を掲げ、お笑い・バラエティなどの娯楽番組を最重視した「軽チャー路線」に転じた頃から段階的に縮小した。 詳細は「ひらけ!ポンキッキ#受賞歴」を参照 先発局で同じく総合編成が可能だった日本テレビも、読売テレビと札幌テレビが準教育局であることや、系列局が民放第1局となった地域でNET発の学校放送番組がネットされたことに配慮して「ロンパールーム」などの情操教育番組を投入し、視聴者の支持を獲得した。 TBSテレビは、キー局となったJNN加盟局の多くでNET発の学校放送番組・教養番組がネットされたことを受け、それらの番組がJNN排他協定の制約を受けないようにする措置を行った。 詳細は「JNN排他協定#民教協番組」を参照
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