他作品のオマージュ
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「タイムトラベラーズ」の記事における「他作品のオマージュ」の解説
本作には、他の名作タイムトラベル作品のオマージュやパロディーが存在している。 『時をかける少女』 みことがタイムトラベルするのは、多くのタイムトラベラー物の作品と同様に『時をかける少女』のオマージュ。同作の1972年のテレビドラマ版のタイトルは『タイムトラベラー』である。 イシイジロウと『時をかける少女』の映画版の大林宣彦監督との対談記事には、「タイムトラベラーズの原点は『時をかける少女』にあり!?」との記述もある。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 セリフに「時速88マイルになると車が火を噴くあれですか?」と言うシーンがあったり、マーティーの着ていたような赤いジャケットをみことが着用していたり、ドクの着けていたサングラスを着けたり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の自動車デロリアンが出てきてりしている。 『ドラえもん』 『ドラえもん』のオマージュは多く、セリフに「君の部屋の勉強机の引き出しから出てくる」と言うシーンがあったり、「どこでもドア」ぽいものが出てきたり、どら焼きを食べたりするシーンがあったりする。アービター・ペトロニウスがロボットであり、どら焼きが好物でネズミが苦手、ブルーの髪型や服装であることなども含めて、ドラえもんのオマージュと思われる。 『ファイナルファンタジー10』 みことに強制してやらされる「笑顔の練習」のシーンは、『ファイナルファンタジー10』のオマージュ。 『ウルトラセブン』 『ウルトラセブン』の最終回に、主人公モロボシダンがアンヌ隊員に「西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだよ、さよならアンヌ」と告げて、自分の正体を明かす場面がある。その後にアンヌの感情を音で表現している、シューマンの「ピアノ協奏曲イ短調54番」が流れる名シーンがあるが、そのシーンのオマージュが本作でも存在している。 『ブレードランナー』 映画『ブレードランナー』にはいくつかのエンディングが存在するが、その中から初回公開版バージョンのエンディングのオマージュがある。 『428 〜封鎖された渋谷で〜』 タマの着ぐるみに入った正体不明の少女というのは、『428 〜封鎖された渋谷で〜』のオマージュ。その他、御法川実の名前も出てくるなど、随所で『428』のネタがある。 『夏への扉』 「夏への扉」は、タイムトラベルもののSF小説。「護民官ペトロニウス」という名の猫が出てくるが、これが本作の「アービター・ペトロニウス」の元ネタであり、猫=ドラえもんというネタにも繋がっている。
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