他のアーティストへの影響
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「ルーフトップ・コンサート」の記事における「他のアーティストへの影響」の解説
ビートルズが解散して以降、様々なアーティストが「ルーフトップ・コンサート」をモチーフとした映像作品の発表やライヴ・パフォーマンスを行っている。そのほとんどが単なるパロディではなく、オマージュとなっている。 1978年3月22日に全米NBC系列で放送された、ビートルズのパロディ・バンドであるラトルズのテレビ映画『オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ』における「Get Up and Go」のシーンは、「ルーフトップ・コンサート」の映像を模倣しており、同様のカメラアングルを使用している。 U2は、1987年に発表した楽曲「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム」のミュージック・ビデオは、「ルーフトップ・コンサート」に倣ってロサンゼルス市街地のビル屋上でゲリラ撮影を行った。 マンチェスターのインディー・バンド、ジェームスは、「ルーフトップ・コンサート」22周年記念日(1991年1月30日)にピカデリーのホテルの屋上で同様のライヴを行った。バンドは5曲を演奏したが、ラリー・ゴットの指がフレットボードに凍りついてしまったため、セットを終了せざるを得なかったと言われている。 1993年9月30日にフォックス放送で放映されたテレビアニメ『ザ・シンプソンズ』の第5シリーズ第1話「夢のカルテット」で、ホーマー率いるグループ「ザ・ビーシャープス」が居酒屋Moe's Tavernの屋上でライヴを行うというシーンがある。このエピソードにゲスト出演したジョージ・ハリスンが「もう終わったことだ!」と呆れるように言うシーンが映し出される。曲が終わり、クレジットが始まるとホーマーはレノンのジョークを繰り返し、バーニーが「I don't get it」と言うまで皆で笑っている。 2007年に公開されたミュージカル映画『アクロス・ザ・ユニバース』においても、セディ率いるバンドがニューヨークで屋上ライヴを行っている最中に、ニューヨーク市警によって中止させられるシーンがある。 2009年1月にトリビュート・バンドのブートレッグ・ビートルズが開催40周年を記念したコンサートを旧アップル・コアの屋上で行おうとしたが、権利上の問題からウェストミンスター市議会から許可が下りず、キャンセルとなった。 2009年7月15日に放送されたCBS『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』にマッカートニーが出演し、「ルーフトップ・コンサート」を模する形でエド・サリヴァン・シアターの入口の屋根の上にサプライズ・ミニコンサートを行った。 2010年に斉藤和義が発表した「ずっと好きだった」のミュージック・ビデオで「ルーフトップ・コンサート」を忠実に再現しており、2011年のスペースシャワー・ミュージックビデオアワードでベスト男性ビデオ賞を受賞した 。栃木県宇都宮市オリオン通りにあるビルの屋上で撮影されたこのビデオでは、斉藤がマッカートニー役、リリー・フランキーがレノン役、2丁拳銃の小堀裕之がハリスン役、濱田岳がスター役を演じている。
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他のアーティストへの影響
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「ヴィサージ」の記事における「他のアーティストへの影響」の解説
スティーヴ・ストレンジはドレスを着て、真っ白な化粧(いわば女装)をしていたが、後のカルチャー・クラブのボーイ・ジョージやデッド・オア・アライヴのピート・パーンズなどが影響を受けた。 日本でもシンセポップバンド・SOFT BALLETの森岡賢がヴィサージから影響を受けたと公言し、女性DJのZono Pansyはスティーヴ・ストレンジから影響を受けたメイクアップでニューロマンティックDJとして活動している。元MALICE MIZERのKöziも現在のバンドZIZでたびたびカバーを披露した。
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