人種と出身民族による構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 06:40 UTC 版)
「カリフォルニア州の人口動態」の記事における「人種と出身民族による構成」の解説
2010年国勢調査によれば、カリフォルニア州の人口のうち、40.1%が非ヒスパニック系白人、アフリカ系アメリカ人は5.8%、アジア系アメリカ人は12.8%、アメリカ・インディアンは0.4%、混血は2.6%となっている。人口の37.6%はヒスパニック系である。 白人の数では21,453,934人と国内最大の州であり、アフリカ系アメリカ人は2,299,072人と国内5位である。アジア系アメリカ人は4,861,007人であり、国内のアジア系人口1,467万人の約3分の1がカリフォルニア州に住んでいることになる。インディン人口は362,801人でこれも国内最高である。 白人の構成比は57%だが、非ヒスパニック系白人が上記のように過半数に満たない最大構成比の人種となっている。それでも非ヒスパニック系白人の人口は約1,500万人と国内の州で最大である。非ヒスパニック系白人の構成比は1960年に約92%だったが、大きく数値を下げてきた。非ヒスパニック系白人以外の民族(いわゆる少数民族)の人口が約2,200万人であり、これも国内の州で最大である。アメリカ合衆国の少数民族は約1億人なので、そのうち約20%がカリフォルニア州に住んでいることになる。 ニューメキシコ州とテキサス州ではヒスパニック系の人口構成比が高いが、カリフォルニア州のヒスパニック人口はどの州よりも大きい。アジア系アメリカ人の場合も、ハワイ州だけが人口構成比がカリフォルニア州より高い 出身国の統計では、メキシコが最大で25%、ドイツ9%、アイルランド7.7%、イギリス7.4%の順になっている。その他アルバニア、ハイチ、パキスタン、ソマリアなど全部で70近い民族が上がっている。ロサンゼルスとサンフランシスコ両市では、フランス、イタリア、ポルトガル、ロシアおよびスカンディナヴィアを出自とする人々が多い。 カリフォルニア州の人種別人口構成比推移 (csv)人種白人アフリカ系インディアン*アジア系太平洋諸島系*2000年(総人口)79.75% 7.65% 1.99% 12.39% 0.69% 2000年(ヒスパニックのみ)30.79% 0.61% 0.85% 0.45% 0.13% 2005年(総人口)79.07% 7.45% 1.93% 13.47% 0.71% 2005年(ヒスパニックのみ)33.59% 0.67% 0.84% 0.47% 0.13% 2000–05年成長率(総人口)5.76% 3.90% 3.58% 16.01% 10.13% 2000–05年成長率(非ヒスパニックのみ)-0.91% 2.80% 1.87% 16.18% 9.65% 2000–05年成長率(ヒスパニックのみ)16.36% 16.48% 5.87% 11.68% 12.29% *「インディアン」はアメリカインディアンやアラスカインディアンを指す。「太平洋諸島系」はハワイや太平洋諸島の先住民を指す。
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