人物・活動の経緯
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1994年11月から1997年まで活動していた歌手である。1970年代ポップスを参考にしたトレンドに左右されない音楽性で、マイナーな歌手として一部で認知されるに留まっている。音楽的な位置付けとしては、1990年代に登場したガールポップの1つに当たる。現在では1995年4月-1996年3月に放送されたテレビアニメ版「ぼのぼの」の主題歌の歌い手としてその名を知る者が殆どであるが、放送時期は遥か過去となってしまっており、一部のアニメファン以外には忘れ去られている。ヒューマンアカデミーのイメージキャラクターとしても出演した。発表した楽曲の中でも、「近道したい」が特に高い評価を受けた。歌唱は多くの曲でピッチが微妙に外れており、抑揚も平坦なことから、下手な印象を受ける事がある。 東京都足立区竹の塚出身である。祖父(ヘンリー安松)はサーカス団興行を行っていた。幼い頃から姉の影響で音楽に親しみ、音楽番組「ザ・ベストテン」を観て歌手になることを意識し始める。高校を卒業した年の1994年秋に原宿を歩いていた所を、元スペクトラムのリーダーである新田一郎から代官山プロダクションのモデル部門にスカウトされた。本人は歌手になるための第一歩になるはずだと思い、モデル部門へのスカウトを受け入れた。そして、1994年11月23日にデビューを果たした。その後、本人の意志を伝えたのか、音楽活動でデビューが決まり、世の中に認知されるため活動スケジュールも過密に組まれる事になった。所属が決まった直後、プロダクション社長の新田一郎がポン子(Ponko)という愛称を付け、同じプロダクションの嘉門達夫や鈴木彩子もその愛称を用いた。ファンクラブの名称や番組内での愛称など、対外的にも用いられた。
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