京津間直通運転をめぐるその他の構想とは? わかりやすく解説

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京津間直通運転をめぐるその他の構想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 13:31 UTC 版)

京阪60型電車」の記事における「京津間直通運転をめぐるその他の構想」の解説

京阪1961年浜大津京津線接続する江若鉄道株式取得1963年淀屋橋延長線開業見据えて淀屋橋から三条浜大津経由江若鉄道終点近江今津までの約112kmを走破する直通列車運転計画乗りだした。 道路交通がまだ十分に発達していなかった1960年代初頭段階では、夏は水泳場、冬はスキー場季節選ばず行楽客を期待できる湖西地区への直通運転には大きな需要見込まれのである。 だが、計画当時京阪直流600V電化軌間1,435mm、江若鉄道非電化軌間1,067mm規格が全く異なっていた。そのため、動力方式相違については江若鉄道および南海電鉄天下茶屋工場協力得てディーゼルカーとすることとされたが、軌間相違問題解決難しく浜大津 - 膳所間で実績のあった3線軌条方式をはじめ様々な案が検討された。 最終的に軌間変換装置気動車搭載、この気動車京阪全線自力走行し浜大津地上設備車輪スライドさせて江若鉄道線へ入る案が選択された。 しかし、この案では淀屋橋地下延長線内での騒音排ガス問題や、京津線の66.7パーミル勾配区間での再起動動軸数が50パーセント以上を確保できないことなど、当時技術では解決困難な問題多かった。そのため、軌間可変ディーゼルカーによる江若鉄道直通計画早々に断念され、本形式切り開かれ特殊車両による異種規格路線直通運転さらなる拡大実現見ないままに終わった

※この「京津間直通運転をめぐるその他の構想」の解説は、「京阪60型電車」の解説の一部です。
「京津間直通運転をめぐるその他の構想」を含む「京阪60型電車」の記事については、「京阪60型電車」の概要を参照ください。

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