五十嵐悠紀とは? わかりやすく解説

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五十嵐悠紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 20:29 UTC 版)

五十嵐 悠紀(いがらし ゆき、旧名森 悠紀(もり ゆき)[8]1982年(昭和57年)[1] - )は、日本の計算機科学者サイエンスライターぬいぐるみビーズあみぐるみなど、手芸をサポートするソフトウェアを開発。2005年度下期IPA「天才プログラマー」[4][注 1]。第24回独創性を拓く先端技術大賞 学生部門文部科学大臣賞(部門最優秀賞)や第1回黒田チカ賞の受賞者[5][6]。三児の母として子育てをしながらウェブサイトの連載記事もこなす[9][10]


注釈

  1. ^ a b 「天才プログラマー」は一般名詞ではなく、IPAが未踏ソフトウェア創造事業で認定している名称[15]
  2. ^ 父親は自動車会社でCADシステムの研究開発に従事していた[12]
  3. ^ 黒田チカの名を冠した「お茶の水女子大学賞」の一つで[32]、受賞理由は「コンピュータを用いたインタラクティブ3次元形状モデリングに関する研究」[6]。研究業績だけでなく、男女共同参画の取り組みや女性研究者のロールモデル提供についても評価された[6]
  4. ^ 著者一覧 - 金森由博、井尻敬、堀田一弘、五十嵐悠紀、德吉雄介、安田廉、山本醍田、向井智彦、梅谷信行(NCID BB10003775)。

出典

  1. ^ a b c d 中納 2017, p. 3.
  2. ^ a b c 五十嵐悠紀 2010.
  3. ^ a b c d 情報処理学会・学会誌「情報処理」 (2022年4月1日). “編集長就任のご挨拶”. 情報処理学会誌編集委員長の独言(ひとりごと)五十嵐悠紀. note. 2022年4月2日(UTC)閲覧。
  4. ^ a b c 「天才プログラマー/スーパークリエータ」の認定者”. 2005年度下期未踏ソフトウェア創造事業. 情報処理推進機構. 2021年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月25日(UTC)閲覧。
  5. ^ a b c d 第24回(2010年度)独創性を拓く 先端技術大賞 受賞者”. 産経新聞社. 2020年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月25日(UTC)閲覧。
  6. ^ a b c d e 平成27年度「第1回 黒田チカ賞」選考結果報告”. 男女共同参画. お茶の水女子大学. (2016年3月28日). 2017年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月25日(UTC)閲覧。
  7. ^ a b c 令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞”. 文部科学省. 2022年4月9日(UTC)閲覧。
  8. ^ a b c d 荒井 2008, p. 1.
  9. ^ Yahoo!ニュース 2020, 執筆者紹介.
  10. ^ JBPress 2020, コラムニスト紹介.
  11. ^ a b c d 五十嵐 悠紀 (Yuki Igarashi) - 経歴”. researchmap. (2020年5月31日) 2020年7月11日閲覧。
  12. ^ a b c 荒井 2008, p. 2.
  13. ^ a b c d 甲斐 2012.
  14. ^ コンピュータグラフィックス 趣味のぬいぐるみづくりが研究テーマにつながった! 五十嵐悠紀先生インタビュー 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科”. みらいぶ+. 河合塾. 2020年7月11日閲覧。
  15. ^ 天才プログラマー/スーパークリエイター”. 情報処理推進機構. 2014年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月9日(UTC)閲覧。商務情報政策局情報処理振興課「特別寄稿 天才プログラマーを発掘する-三年目を迎えた未踏ソフトウェア創造事業」『経済産業ジャーナル』第35巻第9号、2002年9月、 22-25頁。
  16. ^ 加藤 2013, p. 4.
  17. ^ 五十嵐ほか 2009, pp. 6–8.
  18. ^ 五十嵐・鈴木 2012.
  19. ^ 五十嵐・鈴木 2012, p. 18.
  20. ^ 五十嵐悠紀 (2014年12月11日). “2週間前に出産した私が200km離れた学会に子連れで参加できたワケ~ロボットがつなぐ未来”. 2015年3月9日閲覧。
  21. ^ 五十嵐悠紀 2013.
  22. ^ 五十嵐・五十嵐 2012.
  23. ^ ワーキングママから学ぶ、仕事と育児でストレスを溜めない3つの意識+α【連載:五十嵐悠紀】”. エンジニアtype (2013年3月18日). 2015年6月13日閲覧。
  24. ^ 五十嵐悠紀、高岡詠子「会誌編集委員会女子部」、『情報処理』第56巻第1号、2014年12月、108-109頁。NAID 110009851284
  25. ^ この5年で女性のキャリア支援はどう変わったか~育児サポートや女子会普及の一方で課題も【連載:五十嵐悠紀】”. エンジニアType. 2016年6月13日閲覧。
  26. ^ 五十嵐悠紀 (2016年5月31日). “「やってよかった」こうすれば辛くないPTA役員”. Yahoo! news. https://news.yahoo.co.jp/byline/yukiigarashi/20160531-00058287 2016年6月17日閲覧。 五十嵐悠紀 (2016年3月8日). “育児と仕事の両立に必要なのは「受援力」”. Yahoo!news. https://news.yahoo.co.jp/byline/yukiigarashi/20160308-00055142 2016年6月17日閲覧。 
  27. ^ 「やってよかった」こうすれば辛くないPTA役員 ―働くお母さんのための実践的アドバイス―”. JBPress. 日本ビジネスプレス. (2016年5月31日) 2022年4月9日(UTC)閲覧。
  28. ^ 五十嵐悠紀 (2016年3月16日). “もっと多くの女子学生がソフトウェア分野に興味を持つためには”. Yahoo!news. 2017年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月9日(UTC)閲覧。
  29. ^ Yahoo!ニュース 2016, 執筆者紹介.
  30. ^ a b JBPress 2016, コラムニスト紹介.
  31. ^ 2016年度PMからのメッセージ”. 情報処理推進機構. 2018年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月13日閲覧。“2020年度未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクト成果”. 未踏・セキュリティキャンプ. 情報処理推進機構. 2021年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月25日(UTC)閲覧。
  32. ^ お茶の水女子大学賞「黒田チカ賞」”. 男女共同参画. お茶の水女子大学. (2016年3月28日) 2022年4月9日(UTC)閲覧。
  33. ^ NCID BB24308464
  34. ^ NCID BB29054545
  35. ^ a b c 2019 年度 実績報告書 着物と帯結びのための3次元グラフィックス技術の研究”. KAKEN. 国立情報学研究所. 2022年1月25日(UTC)閲覧。“2020 年度 実績報告書 着物と帯結びのための3次元グラフィックス技術の研究”. KAKEN. 国立情報学研究所. 2022年1月25日(UTC)閲覧。
  36. ^ ソーシャルメディア論 つながりを再設計する|青弓社”. 2017年9月9日閲覧。
  37. ^ 第10回 FFIT研究奨励賞受賞者”. 船井情報科学振興財団. 2015年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月25日(UTC)閲覧。
  38. ^ 研究論文賞”. 表彰. 日本ソフトウェア科学会. 2021年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月25日(UTC)閲覧。
  39. ^ マイクロソフト情報学研究賞”. 表彰. 情報処理学会. 2017年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月25日(UTC)閲覧。
  40. ^ “『連合駿台会報』第335号、2017年3月、1頁、2022年1月25日(UTC)閲覧。
  41. ^ 明治大学 研究・知財戦略機構 (2016年11月21日). “JSTの戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に総合数理学部の五十嵐悠紀専任講師が採択されました”. 研究・知財戦略機構 ニュース一覧 2016年度. ニュース一覧. 2022年4月2日(UTC)閲覧。
  42. ^ 【先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻】博士後期課程2年の越後 宏紀さん、小林稔教授、五十嵐悠紀准教授の論文が情報処理学会論文誌ジャーナルにおいて論文誌ジャーナル特選論文に選出”. 先端数理科学研究科 ニュース一覧 2021年度. 明治大学. (2022年3月23日) 2022年4月2日(UTC)閲覧。


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