事件の背景と動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 02:40 UTC 版)
「つまようじ少年事件」の記事における「事件の背景と動機」の解説
少年は2011年(平成23年)2月6日、インターネット掲示板2ちゃんねるに於いて、「2月11日午後9時に新宿駅にて若い男3人による通り魔事件を起こす」旨の犯行予告を書き込み、2013年(平成25年)6月5日にはYouTube上に今回とは別のユーザー名で「6月14日午後6時30分に博多駅にて通り魔事件を起こす」旨の動画を投稿した。この2件により少年は逮捕され、1度目は神奈川県相模原市中央区の神奈川医療少年院へ、2度目は愛知県豊田市浄水町の愛知少年院へ送致された。これらの施設での経験から「18歳以上は少年法ではなく成人と同じ法律で裁かれるべき」と考えるに至り少年法の改正を主張していた。その後の調べで「報道のおかげで有名になれて嬉しかった」「発言力を増す為には英雄になるしかなかった」と供述しており、これが事件の直接の動機になったとみられる。なお、その後、成人年齢が18歳に引き下げられた民法が2022年4月から施行されるのに伴い少年法も一部が改訂され、施行後は18歳及び19歳は「特別少年」という扱いになり、家裁送致の他、正式起訴されれば実名報道が可能となった。
※この「事件の背景と動機」の解説は、「つまようじ少年事件」の解説の一部です。
「事件の背景と動機」を含む「つまようじ少年事件」の記事については、「つまようじ少年事件」の概要を参照ください。
- 事件の背景と動機のページへのリンク