家裁送致
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 09:11 UTC 版)
「京田辺警察官殺害事件」の記事における「家裁送致」の解説
2008年1月23日、京都家裁の決定で裁判長は動機について、厳しいしつけをしてきた父に女性関係があって、生理的な嫌悪感や不快感を抱いていたが、そんな父親に専門学校進学の許諾を得なければならなかったことに強い屈辱感を持ったためとし、6月頃には殺害を計画したとした。 そして、犯行が残忍で計画性が認められる重大事案として、原則検察官に送致すべき事件 としつつも、少女の、こだわりが強いという特性や潔癖を願う気持ちが強い性格により、抑うつ症状が強まっていたとして、保護処分とする特段の事情があると結論。 謝罪する気持ちがあることや家族の処罰感情が強くないことも考慮し、長期間の矯正教育を施して更生を図るべきだとして、中等少年院送致の保護処分を決定した。異議はなく、そのまま確定した。
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