主題曲・挿入歌
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「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」の記事における「主題曲・挿入歌」の解説
オープニングテーマ 「宇宙戦艦ヤマト2199」 作曲 - 宮川泰 / 編曲 - 宮川彬良 / VIOLIN & CO PRODUSE - 葉加瀬太郎 「宇宙戦艦ヤマト」のヴァイオリンアレンジ。葉加瀬太郎がヴァイオリンを演奏する。ボーカルはない。 宇宙戦艦ヤマトシリーズ40周年ということで、大胆な演出にこだわる西﨑彰司の決断により、なじみ深いささきいさおの歌ではなく、ボーカルなしの弦楽器の曲となった。 ヴァイオリン奏者は、歌詞のインパクトの強い本曲を、ボーカルなしでなおかつ弦楽器で表現できるアーティストということで、葉加瀬に声がかかった。葉加瀬自身も子供の頃にヤマトに夢中になった身であり、話が来た当初は信じられなかったという。演奏に当たっては、豪華なオーケストレーションにヴァイオリン1本の演奏で太刀打ちできるよう“一音入魂”で挑んだと述べている。ボーカルはないが、1番と2番でアレンジが違う。 作曲は、葉加瀬たちが主旋律を作曲し、それを聴いた宮川が副旋律を作曲するという手順となった。 エンディングテーマ 「Great Harmony 〜for yamato 2199」 作詞 - 吉元由美 / 作曲・編曲 - 宮川彬良 / 歌 - 平原綾香 タイトルの由来は「大和」の「偉大な調和」から。『2199』の新規BGMの1つである「大志」のメロディーが入っている。 本楽曲は、ヤマトシリーズにおいて宮川彬良が初の作曲を担当した主題歌でもある。元々『2199』への参加は、テーマ曲は担当しなくても良さそうということで引き受けていたが、本作においてついに作ることになった。作曲の際には、作詞担当の吉元と詞の内容でキャッチボールを何度も繰り返したという。 また、歌を担当する平原綾香は、父親である平原まことが宮川泰のバンド「名匠宮川組」のコアメンバーだったことから、宮川彬良とともに"世代交代"という作品内容にも共通する事柄ということにより、西﨑彰司氏と音楽スタッフの意向で参加が決定した。 挿入歌 「わかれ」 訳詞 - 岡本敏明 / 編曲 - 宮川彬良 / 歌 - 東京混声合唱団 ドイツ民謡の「別れの歌」。日本語訳詞は複数あるが、本作では岡本敏明訳の歌詞を使用しており、劇中では沖田曰く「再会を胸に別れゆく友を想うという歌」として紹介されている。劇中では沖田の私物のレコードとして登場し、演出的には古代やバーガーたちの信頼関係を端的に表現する意図で使われている。「ムシデン」の使用を提案したのは構成協力として参加していた高山文彦。 サントラには「わかれ-出港-」とのメドレーで収録。曲単体は、「宮川彬良 Presents『宇宙戦艦ヤマト2199』コンサート2015」において、S席チケットの特典である劇中のLPジャケットを再現したCDに収録された。
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