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丹麗【タンレイ】(果樹)

※登録写真はありません 登録番号 第4539号
登録年月日 1995年 6月 13日
農林水産植物の種類 かき
登録品種の名称及びその読み 丹麗
 よみ:タンレイ
品種登録の有効期限 18 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1
登録品種の育成をした者の氏名 山根弘康 山田昌栗原昭夫 吉永勝一 永田賢小澤俊治 角利昭 平郎 平川信之 佐藤明松本亮角谷真奈美
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は「カキ興津2号」に「カキ興津15号」を交配し得られ交雑実生から選抜育成されたものであり,果実大きさが260g程度,果形がやや扁円,果皮紅色紅葉した料理彩りとして利用できる育成地(広島県豊田郡安芸津町)で11月中旬成熟するやや晩生完全甘柿である。  姿は開張大きさ及び樹勢は中,発育枝長さは長,太さは中,の色は褐,大きさは中である。雌花大きさはやや大,雄花大きさは中,完全花は無である。果実の形はやや扁円,縦断面の形は扁円,果頂部の形は平,横断面の形は円,果実斜線溝は不明瞭で短,側溝は無,蒂部の皺は多,果皮亀甲紋はやや明瞭大きさ密度は小密,果粉の多少は中,蒂窪平面の形は正円形,側面の形は凹Vである。果心の形は長三角果実大きさはやや大(260g程度),果皮の色紅,果実の座の有無及び条紋の発生程度は無,蒂の全形中太肩平,大きさはやや小,果実対す姿勢は斜向である。果肉の色は紅,褐斑の大きさは小,密度は粗,分布果肉全体肉質は密,甘味は中(糖度17度程度)である。種子数は1~2,種子の形は短三角大きさは中,雌花開花期は晩,雄花開花期は中,落葉期は早,成熟期はやや晩,育成においては11月中旬である。花性は雌花雄花,甘渋性は完全甘,生理落果多少は中,果頂裂果性は少,蒂隙性は無である。  「富有」及び「松本早生富有」と比較して部の皺が多いこと,果実対す姿勢が斜向であること,種子数が少ないこと,花性が雌花雄花であること等で,「陽豊」と比較して部の皺が多いこと,果粉が少ないこと,花性が雌花雄花であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,昭和53年果樹試験場安芸津支場広島県豊田郡安芸津町)において「カキ興津2号」に「カキ興津15号」を交配し翌年は種,55年結果促進のために高接ぎし,59年初結実,平成元年から紅葉した着目し2年から紅葉特性試験行って特性の調査確認行い育成完了したもので,5年農林水産省育成農作物新品になった。 なお,出願時の名称は「カキ140-13」であった





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