中野雷太とは? わかりやすく解説

中野雷太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 05:45 UTC 版)

なかの らいた
中野 雷太
Raita Nakano
プロフィール
愛称 雷神様
落雷部長
ぶてふ
出身地 日本 愛知県名古屋市
生年月日 (1974-08-14) 1974年8月14日(50歳)
最終学歴 東京工業大学生命理工学部生命理学科
勤務局 ラジオNIKKEI
部署 スポーツ情報部/大阪支社
職歴 日経ラジオ社
1997年 -
活動期間 1997年 -
ジャンル 競馬
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照
備考
スポーツ情報部長兼務
ラジオNIKKEI主催レースアナウンサー養成講座3期生

中野 雷太(なかの らいた、1974年8月14日 - )は、ラジオNIKKEI所属のアナウンサー。現在の役職は常勤取締役である[1]

愛知県名古屋市出身。

人物・来歴

愛知県立旭丘高等学校東京工業大学生命理工学部生命理学科卒業。大学2年から卒業までバーテンダーとしてアルバイトしていた[2]。日本中央競馬会への就職を考えたが、失敗している[2]

日本短波放送(当時、現在の日経ラジオ社)入社前に同社主催レースアナウンサー養成講座に3期生として受講(同期に細渕武揚ラジオ日本)・岡村久則静岡放送))[3]1997年入社[2]

1999年7月3日の福島開催で実況デビューした[4]。その後、2007年2月に同局アナウンサーの舩山陽司と入れ替わりに大阪支社へ異動したが、2010年2月をもって同じく小塚歩と入れ替わりに東京本社へ復帰した[5]

大阪支社時代の2007年11月15日に、中央競馬実況中継で同じ現場スタッフであったフリーアナウンサー高瀬有紀子と結婚。現在は2児の父親でもある。

本社復帰後、2011年に皐月賞日本ダービーでの実況を初めて担当し、さらには大阪支社在籍中の2007年から菊花賞を継続して担当することから、その年の牡馬クラシック三冠レースをすべて担当することになった(2018年までは牡馬クラシック三冠すべて担当したが、菊花賞は2019年に檜川彰人[6]、皐月賞と日本ダービーは2020年に小塚歩にそれぞれ禅譲)。2021年に自身にとって初めてとなる有馬記念の実況を担当。また、2011年度からは、JRA賞の司会を担当している[7]

なお、第1放送がカバーする東日本地区のレースも頻繁に担当しているが、妻の高瀬の拠点が関西であり、自らも京都市に在住している関係から、体裁上2020年以後はJRA賞の選考委員メンバーとしては中央競馬関西放送記者クラブ会員[8]として登録を受け、大阪支社(現・関西支社)所属扱いとなっている。2023年6月からは関西支社長補佐、その後総務経理局担当補佐も委嘱されている[9]

2024年6月27日付で日経ラジオ社取締役(総務経理局担当補佐、スポーツ局アナウンサー兼務)に就任した[10][11]

逸話

「競馬実況ホームページ」の「アナウンサーリレーコラム」では、渡辺和昭から「N野R太」「N野雷T」「中野の雷坊」「中野雷犬」「N野雪太」と書かれている。『うまきんIII』では渡辺や番組リスナーから「雷神様」「落雷部長」とも呼ばれている。『うまきんIII』には、週末の重賞レースの中野の予想を披露するコーナー(中野が不在の場合は、担当アナウンサーが中野の予想を代読する)があるが、この予想は「落雷予想」と呼ばれ、中野の挙げた馬が的中することが少ないと認識されているため、リスナーからは「(自分の本命馬に)落雷しないでください」「(選んでいない馬に)落雷してください」といった要望のメールが寄せられる。

好きな女性芸能人は藤本美貴高橋愛[2]、同局祝日特番『渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分』での壊れっぷりに衝撃を受けたファンは少なくない。2010年5月の放送以降は多忙のために欠席が続き、2013年12月放送の別の番組で「いつまでもこんなことしてられない」という理由でしゃべってを卒業したことを発言したが、2014年11月7日放送の『うまきんIII』で山本彩のファンであることを公言した。

グリーンチャンネルで放送されている競馬場の達人に出演時(2019年3月3日)、馬券は基本的に前日に予想を全て済ませ、当日はその予想通りの買い目を購入する(新馬戦は除く。最大4点、上限2000円まで)とのことで、番組内でも公言通りの馬券を購入した。

現在の担当番組

過去の出演番組

GI実況履歴

中央競馬

その他

社名競走
地方競馬(佐賀)

2023年から実況を不定期で担当している。

海外競馬
デルタブルースポップロックの、日本産馬が、ワンツーフィニッシュを決めた一戦
ドバイデューティーフリージャスタウェイドバイシーマクラシックジェンティルドンナが勝利を決めた。
優勝馬はトレヴ

メディア出演

脚注

出典

  1. ^ 人事、ラジオNIKKEI: 日本経済新聞
  2. ^ a b c d 『優駿』2006年10月号 132頁
  3. ^ レースアナウンサー養成講座”. ラジオNIKKEI (2012年3月12日). 2019年12月14日閲覧。
  4. ^ 新・アナライズド 2014年11月14日放送分より。
  5. ^ 週刊競馬ブック』2010年1月5日号P76・「実況アナ・リレーコラム こちらラジオNIKKEI実況席」にて小塚本人が記述している。
  6. ^ 2020年以降は小塚歩。
  7. ^ 毎年のJRA賞発表に際しては、各記者がどの馬に投票したかをJRAは公開しているが、中野は投票内容を一切公開していない。
  8. ^ 2020年度JRA賞競走馬部門 記者投票集計結果
  9. ^ <支社名称変更・人事>6月28日付
  10. ^ 人事、ラジオNIKKEI”. 日本経済新聞社 (2024年6月3日). 2024年6月6日閲覧。
  11. ^ 代表取締役社長交代のお知らせ(6月27日付) 監査役人事も6月27日付で実施”. ラジオNIKKEI. 2024年6月7日閲覧。
  12. ^ 地上波では『JRA競馬中継』。
  13. ^ 【2017年12月の実況担当】大一番・有馬記念は小林アナ。朝日杯FSは大関アナ、中山大障害は山本直アナがそれぞれ初担当!ラジオ日経、2017年11月28日閲覧
  14. ^ レース前に「実況はラジオNIKKEIの中野雷太アナウンサーです」とアナウンスが流れ画面下に「ラジオNIKKEI」のロゴと名前がクレジットされる。
  15. ^ 『ウマ箱』第4コーナー”. TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』公式サイト. 2018年11月18日閲覧。
  16. ^ レジェンドたち 「風の向こうへ駆け抜けろ」#4 - 日本放送協会 NHKドラマ スタッフブログ 2021年12月16日
  17. ^ NHKにおける広告・宣伝放送を禁止した放送法83条及び協会定款51条に抵触する為、クレジット等から所属放送局名を削除している。

参考文献

  • 優駿』(日本中央競馬会)2006年10月号
    • 優駿編集部「【馬系お仕事ナビ】Vol.8 競馬実況アナウンサー アナウンサー中野雷太さん」

外部リンク


中野雷太(ラジオNIKKEIアナウンサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/28 09:28 UTC 版)

渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分」の記事における「中野雷太(ラジオNIKKEIアナウンサー)」の解説

業務多忙なためコンサートやイベント参戦数は限られたものとなっているが、その分暴走し始めると“放送を飛ばす”ほどの発言頻発する推し藤本美貴モーニング娘。高橋愛

※この「中野雷太(ラジオNIKKEIアナウンサー)」の解説は、「渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分」の解説の一部です。
「中野雷太(ラジオNIKKEIアナウンサー)」を含む「渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分」の記事については、「渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「中野雷太」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中野雷太」の関連用語

中野雷太のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中野雷太のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中野雷太 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS