世界観設定・ストーリー概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/20 02:28 UTC 版)
「鋼鉄の少女たち」の記事における「世界観設定・ストーリー概要」の解説
航空機の実用化に満たない時代、大陸西部辺境に位置する「王国」は、隣国「旧ラニア公国」の併合を巡り、同じくラニア公国と国境を接した「連合諸国」との戦争の最中にあった。長期に渡る総力戦により王国は疲弊しており、徴兵制は男女の別なく及び、貧民層からは口減らし同様に出征する者も続出する国内情勢となり、兵士は低年齢化が顕著となった。 王国陸軍主力の「狼型戦車」は、搭乗要員の体躯に「小柄である事を求める」背景もあり、「くず鉄」と揶揄される、女児兵で構成された王国陸軍「第99装甲騎兵中隊」、通称「鋼鉄中隊」の戦車兵の少女らの戦いを描く、戦争ドラマである。 いわゆる男子向け作品のヒーロー的存在のキャラクターの登場は無い。兵士たちの日常生活のコミカルな描写も多いが、戦場における日常的風景である『死』や、キャラクターが一般人であるが故に持ちえる残酷さなども描写されている。例えば「召集された10代前半の少年兵たち」「敵兵からレイプされる女性兵士」「手足がちぎれたり腹部から内臓がはみ出している死体」等の現実の戦場を連想させる描写が頻繁に見られる。
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