上野駅殺人事件とは? わかりやすく解説

上野駅殺人事件

作者西村京太郎

収載図書西村京太郎長編推理選集 第14巻 東京駅殺人事件・上野駅殺人事件
出版社講談社
刊行年月1987.6


上野駅殺人事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 00:39 UTC 版)

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十津川警部シリーズ > 上野駅殺人事件
上野駅殺人事件
著者 西村京太郎
発行日 1985年
発行元 光文社
ジャンル 小説
日本
言語 日本語
ページ数 347
コード ISBN 4334748171
ISBN 978-4334748173(文庫本)
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上野駅殺人事件』(うえのえきさつじんじけん)は、西村京太郎の長編推理小説1985年光文社から刊行された。

ストーリー

上野駅内勤助役の沼田は、終電が到着した後の駅構内の見回りをしていた際、浮浪者の一人が死んでいるのを見つけ、救急車で病院へ運ぶ。死因は青酸中毒、沼田はk病院の仁科医師を通じて警察に通報した。十津川警部と亀井刑事が捜査に当たるが、誰が何のためにやったのかもわからないままに第2の殺人が発生、この殺人も青酸中毒死であった。分かったのは犯人が日本酒、ウイスキーに青酸液を混ぜて被害者に渡したことと、黒いコートを着ていたことだけ、そうこうしている内に第3の殺人が発生してしまった。

そして遂に、上野駅の駅長・堀井の元に脅迫状が来た。差出人には「K」と書いてあった。その直後、仙台・山形行き急行まつしま3号ざおう1号の車内で第4の殺人が発生、凶器は青酸入りのみかんだった。「K」からの第2の脅迫状が堀井の元に届くが、それには「八千万円を用意せよ」と書いてある。十津川は八千万円授与の時に犯人を逮捕するように仕向けたが、逮捕できたのは共犯の男だけで主犯はまんまと逃走した。そのうちに第3の脅迫状が「k」の元から届き、「共犯の男を釈放しろ」との内容が書いてあった。

東北上越新幹線上野駅延伸開業の日が近く、次第に事態は白熱していく。

主な登場人物

警視庁捜査一課

上野駅

  • 沼田 - 内勤助役。
  • 山崎 - 公安室長。
  • 細木 - 首席助役。
  • 堀井 - 上野駅長。

その他

  • 仁科 - k病院の医師。

テレビドラマ

1993年版

十津川警部シリーズ3・上野駅殺人事件』は、TBS系列2時間ドラマ月曜ゴールデン』(毎週月曜日21:00 - 22:54、JST)で1993年10月4日に放送された。主演は渡瀬恒彦

関連項目

  • 終着駅殺人事件 - 本作と同じく、上野駅についての記述が多くなされている。



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