殺しの双曲線
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『殺しの双曲線』(ころしのそうきょくせん)は西村京太郎が1971年に発表した長編推理小説である。
注釈
- ^ 綾辻行人は本作を、『そして誰もいなくなった』への挑戦、いわゆる吹雪の山荘ものの傑作と評し、「(自作の)『十角館の殺人』と相通じる点がいくつも見つかって、今さらながら驚いたりもしました」と述べている[1]。
- ^ まず『D機関情報』、次いで本作、そのあとに『寝台特急殺人事件』を挙げ、さらに綾辻から「『華麗なる誘拐』はどうですか? 傑作だと思うんですけど」と薦められて「もちろん好きな作品ですよ」とこれを受け入れ、最後に「あと一作となると『消えたタンカー』かな」と選出している[1]。
- ^ 作中の登場人物に何度も『そして誰もいなくなった』と状況が似ていることが語られている。
- ^ 原作での読みは「たじ」。
出典
- ^ a b 綾辻行人との対談「名探偵、トリック、そして本格ミステリー」(講談社文庫『名探偵なんか怖くない』2006年新装版に所収)
[続きの解説]
「殺しの双曲線」の続きの解説一覧
- 1 殺しの双曲線とは
- 2 殺しの双曲線の概要
- 3 テレビドラマ
- 4 関連項目
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