三井の晩鐘
●よく聞ける時期 ●寄りみち | 近江八景のひとつとして有名な「三井の晩鐘」は、天台寺門宗総本山の園城寺(三井寺)の金堂前の鐘楼につるされている。この鐘は、慶長七年(1602)に、伝説で知られている「弁慶の引摺鐘」を摸して造られたものである。 琵琶湖を眼下に見下ろす長等山の静かで広大な境内にあるこの鐘は、毎夕、暮れ六つの鐘として周辺に時を告げ、大晦日には、琵琶湖の竜神伝説に由来する除夜の鐘の行事も行われる。 その音色のすばらしさは古くから知られ、形の平等院、銘の神護寺とともに、音の三井寺として日本三名鐘のひとつに数えられており、長い歴史が育んだ物語や伝説とともに、地域の人々に親しまれている。 |
列車・バス=JR琵琶湖線大津駅または、湖西線西大津駅から京阪バス利用、三井寺下車。京阪電車石坂線三井寺駅から徒歩約5分。 <問合わせ先> |
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