三徳川のせせらぎとカジカガエル
●寄りみち |
清流の岩間に好んで生息するかじか蛙の鳴き声は、今や三朝温泉の夏の風物詩となっている。 三朝温泉は、鳥取県のほぼ中央にあり、その昔、源義朝の家臣大久保左馬之祐が、夢のお告げで発見したとの言い伝えがある。その湯はラジウムの含有量が多いことで有名だ。 初夏になるとかじか蛙の「カラカラカラ」の澄んだ鳴き声が聞け、川のせせらぎの音と相まって、なんとも涼やかだ。雄だけが出すというこの美声を聞けるのは初秋まで。 浴衣がけがふさわしい温泉街の散歩を楽しんだあとは、三朝温泉そばの河原にある露天風呂に入ってみたい。橋から見通せるので、夕方からが落着ける。 |
列車・バス=JR山陰本線倉吉駅からバスで20分。三朝温泉バス停から徒歩5分。 |
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