七種類の霊符の用い方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 05:10 UTC 版)
貼懸符法 - 紙や布、鏡、木などに霊符を書いて、門柱や室内に貼る。道壇の四方や中庭に懸けたり、魑魅魍魎など出現する場所や器物の上に貼る場合もある。 洗拭符法 - まず、紙に書いた霊符を焼いて灰にするのだ。その灰にしたものを身体などに塗ることによって自分自身に災厄が取り付かないようになるという効果である。 呑服符法 - 道教では、霊符を呑み込むことで病気を癒し、悪鬼邪気を追い払い、道を悟る場合があるのである。呑み込むことが目的である。 佩帯符法 - これは、符を髪の毛に挿したり、錦の袋などに入れて腰につけたりして携帯することを言うのだ。常に自分自身に纏わせておくことで自身の災厄を消すことが可能。 埋投符法 - これは、埋土、投水符法ということで、霊符を土に埋めたり河水などに投じたりする方法です子山の中に霊符を埋めるような場合には「封」という言葉を用いたりすることもあるら埋めるものは紙だけではなく、桃木とか、桐の木などの板や金属片など様々のものを埋めている。 直接符法 - 霊符を直接、手や足の裏に書いたり、または体の病幹部に書写しますれ霊符を刻んだ印を頭や足などに押す方法も一種。病気を治す、おに魔まを駆逐す、仙人の修行の一環といった目的の達成に効果のある符法の一つ。 焚焼符法 - 符を焼くことで効験を得る方法だ。通常、道教では鬼神をお招きする際には、まず、香を焚いて祝詞を心の中で唱え、さらに符を焚き呪文を唱えることが多いのだ。焚符にも法度が存在していてな方角や時間などの規定もある。この焚焼符法はかなりの熟練者ではないと使用することが危険なので霊符自体の扱いに慣れるまでは使用をしないほうがよさそうな符。 その他の用法 - 上記で上げた符法よりもかなりマニアックなのが存在している。例えば霊符を二時間以上、水面に移した後、コップの水を飲む。これも病気を治す効果のある符法の一つですたコップなどに符を書き、神水を注いでそれを飲む方法。霊符を実際手に持ち、静かにして気長に病人の体をさする方法なども有名な符法の一つ。
※この「七種類の霊符の用い方」の解説は、「呪符」の解説の一部です。
「七種類の霊符の用い方」を含む「呪符」の記事については、「呪符」の概要を参照ください。
- 七種類の霊符の用い方のページへのリンク