ロータリーカーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 22:24 UTC 版)
ロータリーカーンとは回転式のひき臼のことである。 小麦の栽培が普及し、やがて小麦を粉にしてから食するために発明された。 最初はもっぱら人力で動かされ、次に牛馬の力も利用し、そして中央アジアで川の流れを利用する水車で石臼を回す水臼も開発された。水臼は、人類が手にした最初の自然の力を動力として使った機械と言える。ヨーロッパでも水車で臼を動かすことは一般的になった。またスペインやオランダでは風車で臼を動かすようになった。 なお、臼石に歯が付けられているものは唐臼(とううす)とも呼ぶ。 「en:Millstone」も参照
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ロータリーカーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:42 UTC 版)
その名前が示すように、ロータリーカーンは材料を磨り潰すのに円運動を利用しており、これは上石と下石の両方が一般的に円形だったことを示している。ロータリーカーンの上石はサドルカーンの磨石よりはるかに重く、麦芽以外の穀物を粉末に磨り潰すのに必要な重量を提供している。場合によっては、石の研削面が互いにぴったり合っており、上石はわずかに凹状で、下のものは凸状になっている。
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