ロボトミーとは? わかりやすく解説

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ロボトミー【lobotomy】


前頭葉白質切截術

(ロボトミー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/29 14:12 UTC 版)

前頭葉白質切截術(ぜんとうようはくしつせっせつじゅつ)、およびロボトミー: lobotomy)、またはロイコトミー: leucotomy)とは、精神外科の一術式で、脳の前頭前野の神経線維の切断を伴う脳神経外科的な精神障害の治療法である[2]




「前頭葉白質切截術」の続きの解説一覧

ロボトミー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 20:06 UTC 版)

精神科の治療」の記事における「ロボトミー」の解説

1935年ポルトガル神経科医エガス・モニスリスボンサンタマルタ病院外科医のペドロ・アルメイダ・リマ(Pedro Almeida Lima)と組んで初めヒトにおいて前頭葉切裁術(前頭葉を脳のその他の部分から切り離す手術)を行った日本でも多く行われその医師脚光を浴びるという状況まで生じたが、人権的に大問であったことは今日では異論余地がなく、その再検証が求められている。

※この「ロボトミー」の解説は、「精神科の治療」の解説の一部です。
「ロボトミー」を含む「精神科の治療」の記事については、「精神科の治療」の概要を参照ください。


ロボトミー (Lobotomy)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 15:02 UTC 版)

エガス・モニス」の記事における「ロボトミー (Lobotomy)」の解説

1936年モニス同僚のアルメイダ・リマ (Almeida Lima) は、当時すでに知覚を脳に伝え部分として知られていた視床と、知性感情つかさどる部分とされていた皮質に繋がる神経繊維を、外科手術切断することに世界で初め成功するこの手術は、それから10年程で世界で広く行なわれるようになったモニス方法アメリカ合衆国ウォルター・フリーマンジェームス・W・ワッツ英語版)が改良し前部前頭葉白質切截法(ロボトミー)として確立した。それによりモニス世界で広く知られ名声ノーベル医学賞受賞という形で最高潮に達する65歳のとき、自分患者銃撃され脊髄損傷し身体障害者になった1955年ポルトガルリスボン死去した81歳没。 ロボトミーは、主に統合失調症治療用いられたが、患者から人間性不可逆的に奪う深刻な副作用問題視されて、1975年頃はまった行なわれなくなった。現在では悪評の高い手術となっており、薬物療法一般的となっている。アメリカ合衆国などでは、現在でもロボトミー手術被害廃人になった当事者と、その家族たちが、エガス・モニスノーベル生理学・医学賞受賞取り消しのための運動行っている。

※この「ロボトミー (Lobotomy)」の解説は、「エガス・モニス」の解説の一部です。
「ロボトミー (Lobotomy)」を含む「エガス・モニス」の記事については、「エガス・モニス」の概要を参照ください。

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