レムコイエロー【レムコイエロー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9570号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | レムコイエロー よみ:レムコイエロー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「レムコ」の挿し穂に放射線を照射して育成されたものであり、花は明黄色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さは強、中空の程度、摘心後の分枝性、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、一次欠刻は深、表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度及び厚さは中、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径は大、管状花数はやや多、分布は集中、長さは大である。花弁の形は平弁及び丁字状花弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2505)、裏面の色は浅緑黄(同2703)の地色に灰赤(同0117)の爪斑が入る、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり赤色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは小、花首の太さは極細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「レギーキャッツ」と比較して、葉身長が長いこと、花の中心部の色が外弁と異なり赤色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(広島県芦品郡新市町)において、近畿大学原子力研究所(大阪府東大阪市)で「レムコ」の挿し穂に放射線を照射して得られた枝変わりの中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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