ルナ・ヴァルガーRPG
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「魔獣戦士ルナ・ヴァルガー」の記事における「ルナ・ヴァルガーRPG」の解説
山北篤のデザインによるテーブルトークRPGシステム。『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー RPGリプレイ』というタイトルで「呆然」「愕然」「騒然」の全三巻が発売された。著者の表記は「秋津透とスペース・ワン・ゼロ」となっている。リプレイのテストプレイヤーには「秋津透」自身や朱鷺田祐介もいた。また、リプレイのプレイヤーキャラクターが原作小説の最終巻にゲスト出演している。 キャラクターメイク このゲームでは、キャラクターを「心」「技」「体」の3つの能力値と、習得している「技能」の種類で表現するスキル制システムを取っている。 また『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』の世界に生きる登場人物(キャラクター)を再現するために「特異点」というルールを設定している。これは、キャラクター作成時に能力値、技能取得のためのポイント、そして「魔道の才能」「貴族の出身」などの特異な設定にポイントを割り振っていくというもの。どの特性を伸ばすかはプレイヤー次第だが、総和としては全てのキャラクターが公平になる。また、「健忘症」「誇大妄想」などの、プレイに不利な設定は必要取得ポイントがマイナス、つまり取得するとポイントが増えるため、能力の高いキャラクターは必然的に奇矯な特徴をも背負い込むことになる。システム理念的にはガープスの影響が強い。 行為判定 行為判定(ゲーム中では「チェック」と呼ばれる)は上方判定に属する。能力値と技能レベルの合計に6面サイコロ1個の出目を足した数が大きいほど良いとされる。このとき、サイコロの目が6だったらもう一度サイコロを振り、出目を累計していく。このため、実力的には極めて達成困難な作業でも華麗に成功する可能性がある。判定の成功値が+30を超えるとヴァルガー並の能力と言われている。 また、ヒーローポイント(原作の主人公が女性であるため、このゲームではキャラクターの性別にかかわらず「ヒロインポイント」と呼ばれる)も存在している。
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