リリースの繰り返し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 03:12 UTC 版)
「AMD K10」の記事における「リリースの繰り返し」の解説
2007年の後半から2008年の第二四半期にかけて、45nmプロセスで生産されるようコアに変更が加えられ、また、FB-DIMM のサポートや、Direct Connect Architecture 2.0、改善された信頼性、可用性、サービス性(RAS)などの改善が行われ、またおそらくはプロセッサのダイにそれ以上の修正が行われる。プラットフォームでは、I/O仮想化、PCI Express 2.0, 10 ギガビット NIC、より大きなキャッシュなどが追加される。 しかし、FB-DIMMのサポートは、評判の悪さからAMD 製品の大部分のロードマップから削除されたと伝わる。また FB-DIMM の業界標準としての将来には疑問が投げかけられている。 ある最近の「ザ・インクワイア」の記事は、時期について(本記事で引用したもの)の初期の報告について確信を強めている。レポートによれば、コアには3つの世代があり、まず 2007年 Q2 に登場する Barcelonaという名前の、マイクロアーキテクチャや CPU コアコンポーネントは新しいがこれまでの HyperTransport 2.0 インフラストラクチャに基づいたもの、二番目は Budapest という socket AM2+ あるいは socket AM3と HyperTransport 3.0 をそなえたシングルソケットシステム向けのもの、3番目は Shanghai というサーバチップの45nmプロセスに基づく、おそらくHyperTransport 3.0 と DDR3 を実装したもので、2008年 Q1-Q8 に出荷される。 2008年には、AMD は AMD Quad FX platform の置き換えとして Deneb FX をメインストリーム向けの Deneb と一緒に導入する。また低価格向け市場では Propos と Regor が Kuma と Rana を置き換える。2006年後半の時点で Socket AM2+ と呼ばれつつあるものは実際にはもともとの AM3 socket だった可能性があるが、命名法が変わったため、次世代のDDR3を利用できるコンシューマーデスクトップ用のソケットはsocket AM3である。
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