リョクフウ【リョクフウ】(飼料作物)
登録番号 | 第14321号 | |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ローズグラス | |
登録品種の名称及びその読み | リョクフウ よみ:リョクフウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鹿児島県 | |
品種登録者の住所 | 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 長谷健、小松敏憲、澤井晃、持留信雄、山方誠、白山竜次、南公宗、立山義夫、樋高二郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ハツナツ」、「カタンボラ」、「大隅1号」、「大隅3号」及び「大隅4号」を育種母材として育成された合成品種であり、草型が中間、稈長、越冬性及び耐倒伏性が中の家畜飼料向きの品種である。草型は中間、株張は中である。稈長は中、ほふく茎数はやや多、ほふく茎の太さは中である。葉身長及び葉幅は中である。穂長は中、穂重は軽、穂数は中、外穎の色は黄褐である。節のアントシアンの着色は淡である。出穂始はやや早生、再生性、越冬性及び耐倒伏性は中である。「アサツユ」と比較して、草型が中間であること、節のアントシアンの着色が淡いこと等で、「カタンボラ」と比較して、草型が中間であること、外穎の色が黄褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、鹿児島県農業試験場大隅支場(肝属郡串良町)において、平成3年から7年にかけて「ハツナツ」、「カタンボラ」、「大隅1号」、「大隅3号」及び「大隅4号」を母材とした多交配後代から59栄養系を選抜、8年から9年にかけてこの59栄養系から8栄養系を選定し、これを素材として合成された合成品種であり、10年から生産力検定試験、11年より系統適応性検定試験及び特性検定試験を行い、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
りょくふう【リョクフウ】(工芸作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9652号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | 茶 | |
登録品種の名称及びその読み | りょくふう よみ:リョクフウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 白鳥俊男 | |
品種登録者の住所 | 静岡県静岡市門屋641番地の3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 白鳥俊男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、偶発実生株から育成されたものであり、育成地(静岡県静岡市)におけるほう芽期及び摘採期は中の煎茶向きの品種である。樹姿は中、樹勢は強、枝張り及び葉層の厚さは中である。摘採期の茶芽の揃いはやや不揃、芽数はやや少、摘芽長は長、摘芽の本葉の開葉数及び百芽重は中である。新葉の形は長楕円、大きさ及び厚さは中、色は濃緑、光沢はやや多、葉質はやや軟である。成葉の形は長楕円、先端長は長、大きさは中、色は濃緑、葉面のしわ及び葉縁の波はやや多である。枝条の分枝数は中、節間長はやや短、着葉角度はやや鋭、ほう芽期及び摘採期は中である。製品の外観の形状、色沢、内質の香気、水色は上、滋味は中である。耐寒性の赤枯抵抗性、青枯抵抗性及び裂傷型凍害抵抗性は強である。「やぶきた」と比較して、新葉の色が濃緑であること等で、「かなやみどり」と比較して、樹姿が直であること、枝張りが小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に育成者のほ場(静岡県静岡市)において、葉色の優れた偶発実生株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「しんりょく」であった。 |
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