リュカ数
リュカ数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 14:35 UTC 版)
フィボナッチ数列の最初の2項を 2, 1 に置き換えた数列の項をリュカ数という。 2, 1, 3, 4, 7, 11, 18, 29, 47, 76, 123, 199, 322, 521, 843, 1364, 2207, 3571, 5778, … (OECS A000032) この数列の一般項は L n = ( 1 + 5 2 ) n + ( 1 − 5 2 ) n = ϕ n + ( 1 − ϕ ) n = ϕ n + ( − ϕ ) − n {\displaystyle L_{n}=\left({\frac {1+{\sqrt {5}}}{2}}\right)^{n}+\left({\frac {1-{\sqrt {5}}}{2}}\right)^{n}=\phi ^{n}+(1-\phi )^{n}={\phi ^{n}+(-\phi )^{-n}}} と表される。 フィボナッチ数列やリュカ数の列を一般化したものがリュカ数列であり、1878年にエドゥアール・リュカが体系的な研究を行い、1913年にロバート・ダニエル・カーマイケル(英語版)がその結果を整理、拡張した。これらの研究が現代のフィボナッチ数の理論の基礎となった。
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