リセエンヌ【リセエンヌ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9593号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | リセエンヌ よみ:リセエンヌ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高木敬一郎、平原美和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数がやや少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は直立、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径、硬さ及び折れの難易は中、中央部の色は濃緑、ろう質の有無はやや少、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中部、節間長は中、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は剣形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は楕円形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、表面の花色は紫ピンク(JHS カラーチャート9203)、裏面の花色は淡紫ピンク(同9502)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数はやや少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さは中、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは無である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。「ベレザ」と比較して、葉巻き程度が強いこと、花色が紫ピンク(同9203)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(神奈川県藤沢市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の種類は「ダイアンサス」、名称は「グラシア」であった。 |
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