ラークシャラット(PF)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/08 08:09 UTC 版)
「イネヴァタブル」の記事における「ラークシャラット(PF)」の解説
ラークシャラットは次元界間の守護者であり、個々の世界が結びつかないよう独立を維持することを役目としている。ラークシャラットが動くのは次元界同士を繋ぐ永続的なポータル(侵入通路)が作られたり、ある次元界の支配者が別次元界へ侵略戦争を起こしたりするなど、次元界の分離が脅かされる事態が発生した時である。個人が異世界に渡るための一時的なポータル構築などは無視されるし、侵略戦争の取っ掛かりとして次元界内を征服している段階でもまだ干渉しない場合がある。 ラークシャラットの外見は阿修羅のような6本の腕が生えた巨大な人型の彫像である。その背面には大きな翼が備わっているが、魔法によって浮遊しているので実用性はない。6本ある腕の内、4本の腕には武器が握られている。下方にある2本の掌には輝くエネルギーの球体があり、この掌からエネルギーの矢を撃ち込む。ラークシャラットの外見で最も特徴的なのは脚部で、腰から下には脚の代わりに、天球儀のような金属の環と惑星を模した球体からなる装置が備え付けられている。 ラークシャラットは制裁を執行する場合、最も単純な手段である暴力を躊躇わず行使する。次元間を繋ぐ装置を破壊し、侵略者を殲滅する。彼らの使命は次元間の分離を保つことであり、次元間の繋がりを持つことが正しいか否かは考慮しない。それでも、違反者を罰することが解決に繋がらないといった説得に応じるだけの理性はある。 次元界間の分離への脅威が迫っていない時には、ラークシャラットは意外にも良き話し相手となる。彼らは次元界間の警備が自分たちだけでは手が回らないことを知っており、次元界を渡る旅行者たちと交友を持って情報のネットワークを構築している。ラークシャラットは情報の代価として罪人から没収した宝物を授けたり、真に価値のある情報提供者には次元界に関する広範な知識を伝授することすらする。もちろん、その知識が次元界間の新たな脅威を招かないと判断する限りにおいては。
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