ランサーエボリューションとは? わかりやすく解説

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ランサーエボリューション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:16 UTC 版)

三菱・ランサーエボリューション」の記事における「ランサーエボリューション」の解説

1992年9月発売型式名“E-CD9A”。通称エボI”。キャッチコピーは“スポーツセダンの最高位へ。”。 シリーズ初代モデル競技ベース車のRSで1170 kg軽量ボディ250 psエンジン搭載し当時一般販売車両として異例パワーウェイトレシオ(4.8 kg/ps 以下)を示す車両であり、この数値GT-R(BNR32)をも凌駕するものであったWRC出場資格取得するため、ランサー1800GSRをベースに、E39A型ギャランVR-4の4G63ターボエンジンドライブトレイン移植され開発された。ボディはランサーシリーズ中で最も剛性の高いボディ使っていた中近東向けのタクシー専用車両にスポット増し施しバルクヘッドから前をほとんど変更してエンジン積んだ:81。しかし、もともと開発期間1年ほどしか無く、しかもタイヤサイズについて「ベース車両サイズ基本」とされたため、1インチのサイズアップが限界であった結局国際自動車連盟 (FIA) のホモロゲーション取得のための間に合わせ感が強く、また十分な走行テスト実施できたとは言えずに発売されたため、異常ともいえるフロントヘビー傾向持ち、さらに4WD見られるアンダーステア傾向強く不評であった生産についてホモロゲーションのためであり、そういった販売疑問が残るような車両であったこともあり、テレビCM店頭での告知などは一切しなかった。2,500台の限定車積極的にディーラー紹介されない販売姿勢だったにもかかわらず発売開始わずか3日完売した。それを受けて2,500台が追加販売されたが、それでも注文をさばききれず、最終的には7,628台が販売された。 なお、車名候補として、他に「ランサーターボ」「ランサーレボリューション」などが挙げられていた。また当初一代限り限定モデル予定だったため、車名は「ランサーエボリューション I(ワン)」ではなく単に「ランサーエボリューション」と呼ぶのが正しいが、II発売以後三菱社内でも正式にエボI」が略称となったレトロニム)。 用意されたボデーカラーは、スコーティアホワイト、グレースシルバー、コルトンレッド、ピレネーブラック、サンタムールグリーン。 WRC Gr.Aワークス参戦したのは1993年第1戦ラリー・モンテカルロから1994年第3サファリラリーまでの8戦で、初戦ではケネス・エリクソンが4位入賞、最高順位は1993年第13戦RACラリー1994年第3サファリラリー第2位であった:82

※この「ランサーエボリューション」の解説は、「三菱・ランサーエボリューション」の解説の一部です。
「ランサーエボリューション」を含む「三菱・ランサーエボリューション」の記事については、「三菱・ランサーエボリューション」の概要を参照ください。

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