ラップアップ

実用日本語表現辞典

wrap up

別表記：ラップアップ

「wrap up」とは・「wrap up」の意味

「wrap up」は英語のフレーズで、名詞形では「まとめ」や「結論」といった意味を持ち、動詞形では「終わらせる」や「まとめる」といった意味を持つ。主にプロジェクトや会議、話題などを完結させる際に使用される。

「wrap up」の発音・読み方

「wrap up」の発音は、「ラップ アップ」と読む。「wrap」の部分は「r」の音に注意し、「up」の部分は「p」の音を強調して発音する。

ビジネスにおける「wrap up」の意味

ビジネスの文脈では、「wrap up」は会議やプロジェクトの終了やまとめを指す。例えば、会議の最後に議題をまとめたり、プロジェクトの終盤で成果物を整理したりする際に用いられる。

「wrap up」の語源・由来

「wrap up」の語源は、「wrap」と「up」の組み合わせから成る。「wrap」は包む、覆うという意味があり、「up」は上に、完全にという意味がある。これらの言葉が組み合わさることで、物事を完結させる、まとめるという意味が生まれた。

「wrap up」を含む英熟語・英語表現

「Wrap up a meeting」とは

「Wrap up a meeting」は、「会議を終わらせる」や「会議をまとめる」という意味で用いられる。会議の最後に議題を総括し、次のアクションを決定する際に使用される。

「That's a wrap」（誤: That's wrap up）とは

「That's a wrap」は、「それで終わり」という意味で使われるフレーズである。映画やテレビ番組の撮影現場で、撮影が終了した際に監督が言うことが多い。誤って「That's wrap up」と言われることがあるが、正しくは「That's a wrap」である。

「wrap up」を含む様々な用語の解説

「Wrap-up meeting」とは

「Wrap-up meeting」とは、プロジェクトやイベントの終了後に行われる総括の会議のことを指す。この会議では、成果や課題、改善点などが議論され、今後の対策や次回の取り組みにつなげられる。

「wrap up」の使い方・例文

1. We need to wrap up this project by the end of the month.（月末までにこのプロジェクトを終わらせる必要がある。）
2. She wrapped up her speech with a powerful message.（彼女は力強いメッセージでスピーチを締めくくった。）
3. Let's wrap up the meeting and discuss the remaining issues next time.（会議を終わらせて、残りの問題は次回議論しましょう。）
4. The manager wrapped up the presentation by summarizing the key points.（マネージャーは要点をまとめてプレゼンテーションを終了させた。）
5. We will wrap up the training session with a Q&A session.（質疑応答のセッションで研修を終わらせる予定だ。）
6. The conference wrapped up with a networking event.（カンファレンスは交流イベントで締めくくられた。）
7. The teacher wrapped up the lesson by giving the students a quiz.（先生はクイズを出題して授業を終わらせた。）
8. They wrapped up the negotiations and reached an agreement.（彼らは交渉を終わらせて合意に達した。）
9. The author wrapped up the story with an unexpected twist.（著者は意外な展開で物語を締めくくった。）
10. We should wrap up this discussion and move on to the next topic.（この議論を終わらせて次の話題に移るべきだ。）

（2023年4月26日更新）