ラグビー以外での利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 13:54 UTC 版)
「東大阪市花園ラグビー場」の記事における「ラグビー以外での利用」の解説
本競技場はラグビー専用スタジアムであるが、ラグビー以外の球技(サッカー・アメリカンフットボールなど)の試合も行われることがある。 古くは1935年(昭和10年)4月27日から3日間、大阪毎日新聞社(大毎)主催の全国中等学校招待蹴球大会(全国中等学校蹴球大会とは別のサッカー大会)が行われた記録がある ほか、関西学生サッカーリーグ春季大会、関西大学高専連盟戦春季大会などが戦前に行われた実績がある。また紀元二千六百年奉祝東亜競技大会・関西大会ではラグビーとホッケーの会場として使用された。。戦後直後の進駐軍(米軍)による接収時代はアメリカンフットボール場とされ、接収解除後の1952年(昭和27年)にサッカーの全香港対全大阪の試合が行われている。現在でも東大阪市長杯や東大阪東ロータリークラブ会長盃などの少年サッカー大会が毎年行われている。 1999年5月8日にはJリーグ J1・1stステージ第12節・セレッソ大阪vs名古屋グランパスエイト戦が第1グラウンドで開催された(観衆 9,865 人)。これは国際グランプリ陸上・大阪大会開催によってセレッソのホームスタジアムである長居スタジアム及び長居第2陸上競技場(当時、長居球技場は人工芝グラウンドだったため対象外)が使用できなかったためで、現時点でJリーグの試合が行われたのはこの試合のみである。当時はゴール裏スタンドが片側にしかないスタジアム構造のため、通常のサッカーの試合と違って「アウェー(名古屋側)ゴール裏」が存在しなかった。 2020年からは日本フットボールリーグ (JFL) のFC大阪が第2グラウンドを一部の試合のホームスタジアムとして使用している(前述)。2022年6月19日には鈴鹿ポイントゲッターズ戦を第1グラウンドで初めて開催した(観衆12,152人)。JFLとして、また改修後では初めての第1グラウンドのサッカー利用となった。 球技以外では、2016年に大相撲平成28年3月場所で武蔵川部屋の稽古場として使用された他、中田ヤスタカ主宰の音楽イベント『TAKENOKO!!!@東大阪市花園ラグビー場』が開催された。
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