ラグビー日本代表ヘッドコーチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 16:21 UTC 版)
「ジョン・カーワン」の記事における「ラグビー日本代表ヘッドコーチ」の解説
2006年10月に日本代表アドバイザーに就任。実質的にヘッドコーチとしての職務を務め、同年11月に香港で開催された第6回ワールドカップ予選で日本代表を本大会出場に導いた。2007年1月に正式にラグビー日本代表ヘッドコーチへ就任。現ラグビー日本代表ゼネラルマネージャーの太田治が、NECグリーンロケッツ時代のチームメイトであり友人であったことがヘッドコーチを引き受ける決め手になったと話す(日本経済新聞の「交遊抄」において、カーワンは、太田と行きつけの飲み屋でラグビー談義をしたエピソードも交えて、この就任の経緯を披露した)。2007年に開催されたラグビーワールドカップではラグビー日本代表(通称:カーワン・ジャパン)を率いて出場し2勝を目標に掲げたがかなわず、一次リーグを4戦1分3敗で敗退。しかしこの大会でベスト8入りしたフィジーに4点差にまで迫り、カナダ相手にロスタイムで同点に追いつく采配が評価され同年10月26日に続投が決定した。 2008年5月には、この年から新設されたアジア五カ国対抗でチームを優勝に導き、5月末に行われたクラシック・オールブラックスとの試合では2点差での惜敗、続くパシフィック・ネーションズ・カップではオーストラリアA、ニュージーランドマオリ(前年までのジュニアオールブラックスに代わって、この年から加入)には大敗したものの、フィジーやサモア相手にはかなりの健闘を見せ、ホームでのトンガ戦では昨年に続く勝利をおさめた。 同年の7月に、2011年ラグビーワールドカップまで契約が延長された。2011年ラグビーワールドカップは、4戦1分3敗で、本大会一次予選で敗退。大会終了後、HCの退任を発表し、2011年12月に退任(後任は、エディー・ジョーンズ)。
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