ヤプール編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 14:13 UTC 版)
「ウルトラマン超闘士激伝」の記事における「ヤプール編」の解説
第1回銀最強武道会から1年後。ミスター・ヤンドの主催により、第2回銀河最強武闘会が開催された。 大会には1年前に闘士ウルトラマンと戦い敗れたメフィラス大魔王の姿もあったがメフィラスはかつてのような極悪非道な存在ではなく、純粋に強さに敬意を表し、追求する武人へと変化していた。 ベスト4が決定した直後、怪僧マザロンが豹変して、全員を攻撃し始める。実はマザロンはヤンドことヤプールの手下であり、超闘士の覚醒と抹殺の実行役だったのだ。エースキラーをいとも簡単に破ったマザロンはハイパーマザロンに変身して、ウルトラマンも追い詰めていくがメフィラスとタッグを組んだウルトラマンの反撃により形成は逆転。それに対し、マザロンは闘技場ごと自爆を敢行するがウルトラマンは爆発のエネルギーを体内に取り込んで伝説の超闘士に覚醒。超闘士ウルトラマンはマザロンを倒すが超闘士の力の反動により、ウルトラマン自身も命を落としてしまう。有耶無耶になってしまった大会は五体満足なメフィラスの優勝という形で幕を閉じたがメフィラスに優勝者の喜びなどなかった。 ウルトラマンの死後、ヤプールの本隊は三次元宇宙に侵攻を開始。ウルトラ戦士を中心とした連合軍はヤプールの侵略に対抗し、辛くも防衛線を守っていた。メフィラスはヤプールとの決戦のための修行のパートナーとして、闘士ウルトラマンタロウを指名し、辺境の星に籠り、タロウはメフィラスの指導の末に超闘士への変身を可能とした。ヤプールの本拠地がメビウス星にあることが分かり、メビウス星に集結したタロウたちはヤプール軍との最終決戦に臨む。 ヤプールの真の目的は滅亡寸前のヤプール次元を救うために開発したテリブルゲートを用いて、ヤプール次元の異次元エネルギーを三次元に流し込むことで新たなヤプール次元を誕生させることにあった。そして、自らの次元からのエネルギーを自在に操り、超闘士化したタロウすら圧倒する。絶望的な状況の中、魂だけのウルトラマンの導きを受けたタロウはウルトラホーンを用いて、真の超闘士に覚醒。異なる次元の最強同士の死闘はタロウが制し、暴走したテリブルゲートも破壊して、ヤプール次元も救った。自らの負けを認めたヤプールは侵略以外の方法で故郷を復興させる決意をし、故郷に帰還する。
※この「ヤプール編」の解説は、「ウルトラマン超闘士激伝」の解説の一部です。
「ヤプール編」を含む「ウルトラマン超闘士激伝」の記事については、「ウルトラマン超闘士激伝」の概要を参照ください。
- ヤプール編のページへのリンク