モーニングフェイズとは？わかりやすく解説

「Blue Moon」
『モーニング・フェイズ』
ベックのスタジオ・アルバム
リリース	2014年2月21日
録音	2012年–2013年; Ocean Way Recording; Blackbird Studio; Studio Gang; RAK Studios; Capitol Studios; Sunset Sound; The Library
ジャンル	フォークロック
時間	47分8秒
レーベル	Fonograf、キャピトル / ユニバーサル
プロデュース	ベック
専門評論家によるレビュー
	Allmusic link; Rolling Stone link; The Guardian link; Slant Magazine link; Spin 8/10 link; NME 8/10 link; Pitchfork Media 6.8/10 link; Entertainment Weekly A- link; The A.V. Club B+ link; Consequence of Sound B- link;
チャート最高順位
	2位（カナダ）; 3位（アメリカ）; 4位（イギリス）; 5位（オーストラリア）; 13位（ドイツ）; 17位（日本：オリコン）; 36位（フランス）;
ゴールドディスク
	シルバー (英国レコード産業協会);
ベックアルバム年表
『モーニング・フェイズ』収録のシングル
	「Blue Moon」; リリース: 2014年1月20日; 「Waking Light」; リリース: 2014年2月4日; 「Say Goodbye」; リリース: 2014年5月5日; 「Heart Is a Drum」; リリース: 2014年7月28日;
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『モーニング・フェイズ』（Morning Phase）は、ベックの12枚目のスタジオ・アルバム。2014年 2月21日にFonograf Records、キャピトル・レコード（ユニバーサルミュージックグループ）より発売。

概要

前作『モダン・ギルト』から6年ぶりのアルバム。2005年にテネシー州ナッシュビルでアルバムを制作し始めたが、アルバムは完成しなかった。2011年に再びナッシュビルへ戻り、レコーディングを再開。その中から「Waking Light」「Blackbird Chain」「Country Down」が収録された。2002年のアルバム『シー・チェンジ』でアレンジを担当した父のデヴィッド・キャンベルが今回のアルバムにも参加し、アルバムの雰囲気も似ているが、ベックは「続編」という指摘をひどく嫌っている^[9]。

『モジョ』誌が選んだ「2014年のベスト・アルバム」では1位に選出された^[10]。『ガーディアン』誌は8位^[11]、『ローリング・ストーン』誌は圏外だった。

2015年に行われた「第57回グラミー賞」では「最優秀アルバム賞」と「最優秀ロック・アルバム」、「最優秀エンジニア・アルバム」に選ばれた。

収録曲

全作詞・作曲：ベック・ハンセン

Cycle [0:40]
Morning [5:20]
Heart Is a Drum [4:32]

アルバム・リリース後の2014年7月28日にシングルとしてリリース。
Say Goodbye [3:30]

アルバム・リリース後の2014年5月5日にシングルとしてリリース。
Blue Moon [4:03]

先行シングルとして2014年1月20日にリリースされた。
Unforgiven [4:35]
Wave [3:41]
Don't Let It Go [3:10]
Blackbird Chain [4:27]
Phase [1:08]
Turn Away [3:06]
Country Down [4:01]
Waking Light [5:01]

先行シングルとして2014年2月4日にリリースされた。

パーソネル

"Morning"

ベック・ハンセン：ボーカル、アコースティック・ギター、キーボード
スタンリー・クラーク：アップライトベース
ジョーイ・ワロンカー：ドラム、パーカッション
ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア：ピアノ、シンセサイザー、バック・ボーカル

"Heart Is A Drum"

ベック・ハンセン：ボーカル、アコースティック・ギター、ピアノ、サウンドコラージュ
スタンリー・クラーク：エレクトリックベース
ジョーイ・ワロンカー：ドラム、パーカッション
ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア：ピアノ、ローズ・ピアノ、クラビネット、バック・ボーカル

"Say Goodbye"

ベック・ハンセン：ボーカル、アコースティック・ギター、タンバリン
コーディ・キルビー：ギター
ブラム・インスコア：エレクトリックベース
ジェームズ・ガドソン：ドラム
ファッツ・カプリン：バンジョー

"Blue Moon"

ベック・ハンセン：ボーカル、アコースティック・ギター、エレクトリックベース、ウクレレ、チャランゴ
ジョーイ・ワロンカー：ドラム、パーカッション
ジョセフ・マニング・ジュニア：クラビネット、バック・ボーカル

"Unforgiven"

ベック・ハンセン：ボーカル、ピアノ
スモーキー・ホーメル：アコースティック・ギター、E-Bow
ジャスティン・メルダル＝ジョンセン：ベース
ジェームズ・ガドソン：ドラム
ステファニー・ベネット：ハープ

"Wave"

ベック・ハンセン：ヴォーカル
デヴィッド・リチャード・キャンベル：指揮
ジョエル・デルーアン：コンサートマスター
デヴィッド・ストーン：ダブルベース
ジョエル・デルーアン：ヴァイオリン、コンサートマスター
アリッサ・パーク：ヴァイオリン
チャーリー・ビシャラット：ヴァイオリン
ジェリー・ヒレラ：ヴァイオリン
ジョセフィーナ・ヴェルガラ：ヴァイオリン
ジュリアン・ホールマーク：ヴァイオリン
マリオ・デ・レオン：ヴァイオリン
ナタリー・レゲット：ヴァイオリン
ラズダン・クユムジャン：ヴァイオリン
テレサ・スタニスラフ：ヴァイオリン
アンドリュー・ダックルズ：ヴィオラ
デニス・ブッファム：ヴィオラ
マット・フューネス：ヴィオラ
ルディ・スタイン：チェロ
ステファニー・ファイフ：チェロ
スティーヴ・リチャーズ：チェロ

"Don't Let It Go"

ベック・ハンセン：ボーカル、アコースティック・ギター
スモーキー・ホーメル：アコースティック・ギター
ジャスティン・メルダル＝ジョンセン：エレクトリックベース
ジョーイ・ワロンカー：ドラム
ロジャー・ワロンカー：ピアノ
スティーヴ・リチャーズ：チェロ

"Blackbird Chain"

ベック・ハンセン：ボーカル、アコースティック・ギター、エレクトリックギター、チェレスタ
ジェイソン・フォークナー：エレクトリックギター
スモーキー・ホーメル：エレクトリックギター
グレッグ・レイス：ペダル・スティール・ギター
ジャスティン・メルダル＝ジョンセン：エレクトリックベース
マット・シェロッド：ドラム
ジョーイ・ワロンカー：パーカッション
ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア：ピアノ、クラビネット、バック・ボーカル
マット・マハフィー：オルガン

"Turn Away"

ベック・ハンセン：ボーカル、アコースティック・ギター、ベース、ダルシマー
ステファニー・ベネット：ハープ

"Country Down"

ベック・ハンセン：ボーカル、アコースティック・ギター、ハーモニカ
スモーキー・ホーメル：エレクトリックギター
グレッグ・レイス：ペダル・スティール・ギター
ジェイソン・フォークナー：エレクトリックベース
ジョーイ・ワロンカー：ドラム
ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア：ハモンドB3、エレクトリックピアノ

"Waking Light"

ベック・ハンセン：ボーカル、エレクトリックギター、ピアノ、シンセサイザー、グロッケンシュピール、オルガン
ジェイソン・フォークナー：エレクトリックギター
ジャスティン・メルダル＝ジョンセン：エレクトリックベース
ジョーイ・ワロンカー：ドラム
マット・マハフィー：オルガン
ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア：クラビネット

ストリングス・メンバー

デヴィッド・リチャード・キャンベル：ストリングス指揮
チャーリー・ビシャラット：ヴァイオリン、コンサートマスター
サラ・パーキンス：ヴァイオリン、コンサートマスター
グレース・オー：ヴァイオリン
ジョエル・パーグマン：ヴァイオリン
ホセフィナ・ヴェルガラ：ヴァイオリン
ジュリアン・ホールマーク：ヴァイオリン
ケヴィン・コノリー：ヴァイオリン
ミシェル・リチャーズ：ヴァイオリン
ナタリー・レゲット：ヴァイオリン
ニーナ・エフトゥホフ：ヴァイオリン
サラ・ソーンブレード：ヴァイオリン
ソンガ・リー：ヴァイオリン
タミー・ハットワン：ヴァイオリン
テレサ・スタニスラフ：ヴァイオリン
ジーニー・リム：ヴィオラ
マット・フューネス：ヴィオラ
アンドリュー・ダックルズ：ヴィオラ
ローランド・カトー：ヴィオラ
ルドルフ・スタイン：チェロ
スージー・カタヤマ：チェロ、コントラクター
ジョン・E・アコスタ：チェロ
スティーヴ・リチャーズ：チェロ
デヴィッド・ストーン：ダブルベース

テクニカル

ミックス：トム・エルムハースト（Electric Lady Studios）
アシスタント・ミックス：ベン・バプティ
エンジニア：キャシディ・タービン、グライフ・ニール、コール・マースデン、ダレル・ソープ、デヴィッド・"エレベーター"・グリーンバウム、フロリアン・ラガッタ、ジョー・ヴィシャーノ、ロビー・ネルソン
マスタリング：ボブ・ラドウィック（Gateway Mastering）

脚注

[脚注の使い方]

^ Canadian Albums billboard
^ Billboard 200 billboard
^ Official Albums Chart Top 100 02 March 2014 - 08 March 2014 Official Charts
^ BECK - MORNING PHASE (ALBUM) Australian Charts
^ Beck MORNING PHASE Offizielle Deutsche Charts
^ BECK - モーニング・フェイズオリコン
^ BECK - MORNING PHASE (ALBUM) Les Charts
^ BECK - MORNING PHASE BPI
^ Beck's Long Road to 'Morning Phase' Rolling Stone (2013年11月21日)
^ MOJO’s 50 Best Albums Of 2014: The Final Score MOJO (2014年11月21日)
^ The best albums of 2014 the guardian (2014年11月26日)

この項目は、アルバムに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:音楽/PJアルバム）。

[1] Canadian Albums billboard

[2] Billboard 200 billboard

[3] Official Albums Chart Top 100 02 March 2014 - 08 March 2014 Official Charts

[4] BECK - MORNING PHASE (ALBUM) Australian Charts

[5] Beck MORNING PHASE Offizielle Deutsche Charts

[6] BECK - モーニング・フェイズオリコン

[7] BECK - MORNING PHASE (ALBUM) Les Charts

[8] BECK - MORNING PHASE BPI

[9] Beck's Long Road to 'Morning Phase' Rolling Stone (2013年11月21日)

[10] MOJO’s 50 Best Albums Of 2014: The Final Score MOJO (2014年11月21日)

[11] The best albums of 2014 the guardian (2014年11月26日)

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表話編歴グラミー賞年間最優秀アルバム賞
1950年代	『The Music from Peter Gunn』 – ヘンリー・マンシーニ (1959)
1960年代	『Come Dance with Me!』 – フランク・シナトラ (1960) 『The Button-Down Mind of Bob Newhart』– ボブ・ニューハート (1961) 『Judy at Carnegie Hall』 – ジュディ・ガーランド (1962) 『The First Family』 – ヴォーン・ミーダー (1963) 『The Barbra Streisand Album』 – バーブラ・ストライサンド (1964) 『ゲッツ/ジルベルト』 – スタン・ゲッツ & ジョアン・ジルベルト (1965) 『September of My Years』 – フランク・シナトラ (1966) 『A Man and His Music』 – フランク・シナトラ (1967) 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』 – ビートルズ (1968) 『By the Time I Get to Phoenix』 – グレン・キャンベル (1969)
1970年代	『血と汗と涙』 – ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ (1970) 『明日に架ける橋』 – サイモン&ガーファンクル (1971) 『つづれおり』 – キャロル・キング (1972) 『バングラデシュ・コンサート』 – ジョージ・ハリスン & Friends (1973) 『インナーヴィジョンズ』 – スティーヴィー・ワンダー (1974) 『ファースト・フィナーレ』 – スティーヴィー・ワンダー (1975) 『時の流れに』 – ポール・サイモン (1976) 『キー・オブ・ライフ』 – スティーヴィー・ワンダー (1977) 『噂』 – フリートウッド・マック (1978) 『サタデー・ナイト・フィーバー』 – Various Artists (1979)
1980年代	『ニューヨーク52番街』 – ビリー・ジョエル (1980) 『南から来た男』 – クリストファー・クロス (1981) 『ダブル・ファンタジー』 – ジョン・レノン & オノ・ヨーコ (1982) 『聖なる剣』 – TOTO (1983) 『スリラー』 – マイケル・ジャクソン (1984) 『オール・ナイト・ロング』 – ライオネル・リッチー (1985) 『フィル・コリンズIII』 – フィル・コリンズ (1986) 『グレイスランド』 – ポール・サイモン (1987) 『ヨシュア・トゥリー』 – U2 (1988) 『フェイス』 – ジョージ・マイケル (1989)
1990年代	『ニック・オブ・タイム』 – ボニー・レイット (1990) 『バック・オン・ザ・ブロック』 – クインシー・ジョーンズ and Various Artists (1991) 『Unforgettable... with Love』 – ナタリー・コール (1992) 『アンプラグド〜アコースティック・クラプトン』 – エリック・クラプトン (1993) 『The Bodyguard』 – ホイットニー・ヒューストン (1994) 『MTV Unplugged』 – トニー・ベネット (1995) 『Jagged Little Pill』 – アラニス・モリセット (1996) 『FALLING INTO YOU』– セリーヌ・ディオン (1997) 『タイム・アウト・オブ・マインド』 – ボブ・ディラン (1998) 『ミスエデュケーション』 – ローリン・ヒル (1999)
2000年代	『スパーナチュラル』 – サンタナ (2000) 『トゥー・アゲインスト・ネイチャー』 – スティーリー・ダン (2001) 『O Brother, Where Art Thou?』 – Various Artists (2002) 『ノラ・ジョーンズ』 – ノラ・ジョーンズ (2003) 『Speakerboxxx/The Love Below 』 – アウトキャスト (2004) 『Genius Loves Company ジーニアス・ラヴ～永遠の愛』 – レイ・チャールズ & Various Artists (2005) 『原子爆弾解体新書〜ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』 – U2 (2006) 『テイキング・ザ・ロング・ウェイ』 – ザ・チックス (2007) 『リヴァー〜ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』 – ハービー・ハンコック (2008) 『レイジング・サンド』 – ロバート・プラント & アリソン・クラウス (2009)
2010年代	『ファイアレス』 – テイラー・スウィフト (2010) 『ザ・サバーブス』 – アーケイド・ファイア (2011) 『21』 – アデル (2012) 『Babel』 – マムフォード・アンド・サンズ (2013) 『ランダム・アクセス・メモリーズ』 – ダフト・パンク (2014) 『モーニング・フェイズ』 – ベック (2015) 『1989』 – テイラー・スウィフト (2016) 『25』 – アデル (2017) 『24K・マジック』 – ブルーノ・マーズ (2018) 『Golden Hour』 – ケイシー・マスグレイヴス (2019)
2020年代	『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』 – ビリー・アイリッシュ (2020) 『フォークロア』 – テイラー・スウィフト (2021) 『ウィー・アー』 – ジョン・バティステ (2022) 『ハリーズ・ハウス』 – ハリー・スタイルズ (2023) 『ミッドナイツ』 – テイラー・スウィフト (2024) 『カウボーイ・カーター』 – ビヨンセ (2025)

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