モスクワ復帰
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「アレクサンドル・ラドゥーロフ」の記事における「モスクワ復帰」の解説
2012年7月2日にKHLのHC CSKA モスクワ と4年間契約を結んだ。平均年俸は920万ドルであった。サラヴァトからの移籍金は2億5500万ルーブルに達した。 2012-2013年と2014-2015年の両方のシーズンで獲得ポイントのベスト3に入った。 2012-2013年のシーズンは48試合に出場し、68ポイント(22得点46アシスト)を記録、KHLの同シーズン2番目の成績を残した。 2014-2015年のシーズンは46試合に出場し、シーズン最高となる71ポイント(24ゴール47アシスト)を残した。同シーズンにCSKAは勝利を重ね、定期戦では60試合のポイントの合計で139を記録。2位のSKAサンクトペテルブルグに16点の差をつけてリーグ全体の1位となった。プレーオフのガガーリン・カップでも活躍を見せ、16試合に出場して21ポイント(8得点13アシスト)を記録し、プレーオフの得点王となった。活躍を見せる一方で最も反則を取られた選手でもあった。シーズン後半まで得点とアシストの合計ポイントだけでなく、ペナルティーによる退場時間の合計でも1位だった。氷の上でしばしば対戦相手と乱闘を行い、また審判の裁定にもよく抗議した。ラドゥーロフの乱闘はCSKAの試合の風物詩となった。シーズン終盤になってラドゥーロフは合計退場時間のワースト1位の座をチームメートのエフゲニー・アルチューヒンに譲ったが、定期戦終了時の合計退場時間は143分に達し、平均すると1試合当たりの退場時間は3分6秒にもなった。 2015-2016年のシーズンも好調で、レギュラーシーズンを通してポイントランキングでトップ3に入っていた。定期試合53試合に出場し、65ポイント(23ゴール42アシスト)を記録して定期試合でリーグ2番目のポイントを残した。一方、反則時間の合計は73分であり、前シーズンと比べるとほぼ半減した。CSKAは定期試合60ゲームを勝ち点127で終了し、前年に続きリーグ全体の首位だった。プレーオフでは第1ラウンドでスロヴァン・ブラチスラヴァを4勝0敗で圧倒し、第2ラウンドでもトルペード・ニージニーノブゴロドを4勝1敗で撃破する。西部コンファレンスの決勝では、前年に苦杯を飲まされたSKAサンクトペテルブルクと対戦し、4連勝で圧倒してガガーリン・カップ・ファイナルに出場。自身2度目のファイナルだった。ファイナルではメタルルグ・マグニトゴルスクと対戦したが、3勝4敗で敗れて優勝を逃した。プレーオフで4得点12アシストを記録した。CSKAとの契約が切れるため、去就についてさまざまな憶測がされている。
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