SKAサンクトペテルブルクとは? わかりやすく解説

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SKAサンクトペテルブルク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 14:43 UTC 版)

SKAサンクトペテルブルク
СКА
呼称/略称 スカー・サンクトペテルブルク
愛称 アルメイツィ(兵士)
ピーテルツィ(ペテルブルクっ子)
チームロゴ[1]
所属リーグ コンチネンタル・ホッケーリーグ(KHL)
カンファレンス 西部
ディビジョン ボブロフ
創設 1946年
チーム史
本拠地 サンクトペテルブルク
アリーナ アイスパレス
収容人数 12,300
チームカラー    
オーナー ガスプロムエクスポート [2]
代表者 ゲンナジー・ティムチェンコ
ヘッドコーチ オレーク・ズナロク
優勝歴 2回(2015年、2017年)
ファイナル進出 2回(2015年、2017年)
ディビジョン優勝 5回(2010年、2012年、2013年、2015年、2017年)
公式サイト http://www.ska.ru/en/
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SKAサンクトペテルブルク: СКА Санкт-Петербург)はロシア・サンクトペテルブルクに本拠を持つKHL西カンファレンスに所属するアイスホッケーチーム。

1946年にキーロフDOとして創立。現在はガスプロムエクスポートがオーナーである。2014–15シーズンで旧ソ連リーグ時代を含めてリーグ初優勝を成し遂げ、2016/17シーズンに2年ぶり2回目の優勝を達成した。シーズン2016/17からパーヴェル・ダツュクがキャプテンを務めている。

SKA(ロシア語読みはスカー)は「軍のスポーツクラブ」を意味し、プロスポーツ選手が存在しないことが建前だったソ連時代にSKAの選手は実際にソ連軍に所属していた。選手は今でもアルメイツィ(ロシア語で「軍人」の意)の愛称で呼ばれる。同じ軍の中央スポーツクラブ、HC CSKAモスクワとはライバル関係にあり、SKAとCSKAの対戦はアーミー・ダービーと呼ばれる。

沿革

現在に至るまで数回のチーム名改称を経てSKAとなった。

  • 1946/47年:キーロフDO(キーロフ記念オフィサーズ・ドーム)として創設
  • 1948/49-1952/53: LDO(レニングラード・オフィサーズ・ドーム)
  • 1953/54-1956/57:ODO(軍管区オフィサーズ・ドーム)
  • 1957/58-1958/59:SKVO(軍管区スポーツ・クラブ)
  • 1959/60-1993/94:SKA(軍中央スポーツクラブ)
  • 1994/95-2006/07:SKAサンクトペテルブルク
  • 2013/14~現在:SKA

[3]

ソヴィエト選手権

1946/47年[4]のシーズンからソヴィエト連邦の最高峰の選手権に出場しているが、1947/48年と1949/50年、そして1991/92年のシーズンは欠場した。1977年にはソヴィエトのジュニア選手権で優勝した。

ロシア選手権

2000年にSKAの選手2名、アレクサンドル・ドロズデツキー[5]とアレクサンドル・ポルケエフがNHLにドラフトで指名される。2001年にはフョードル・チューチン[6]がNHLに指名された。

2005/06年のシーズンにチームはロシア選手権で13番目だった。2007/08年のシーズンは定期試合で6位を占めた。長い間SKAは上位グループに入っていたが、ファイナルに進むことができずにいた。1回戦でSKAはスパルタクに3対2で勝利するが、準々決勝でロコモティフ・ヤロスラブリに敗れた。

KHL

2008/09

2008/09年にコンチネンタル・ホッケーリーグ(KHL)が開幕。SKAもKHLに加入する。シーズン当初はつまずいたが、最終的にチームはディヴィジョンで首位争いをしていた。最終的にSKAはディヴィジョン3位で定期試合を終え、プレーオフに出場するが第1ラウンドでスパルタクに敗れる[7]

2009/10

2009/10年のシーズンにはディヴィジョンとコンファレンス全体の1位になり、リーグ全体の2位で定期試合を終えた。プレーオフでは第1ラウンドでディナモ・リガに敗北した[8]

2010/11

2010年のシーズン開始前にクラブは海外からいくつかの大型移籍を実現。その中にはデニス・グレベショク[9]、マクシム・アフィノゲノフ[10]、エヴゲニー・ナボコフ[11]が入っていた。クラブはディヴィジョン2位(コンファレンスでは3位)で定期試合を終えプレーオフに進出。第1ラウンドではスパルタクに勝利して準決勝に進むが、アトラントに敗れた[12]

2011/12

シーズン途中でシビリ・ノボシビルスクからウラジーミル・タラセンコを獲得。タラセンコはマクシム・スシンスキーの記録(ポイントを記録した連続の試合数)を破った。現在の記録はタラセンコの打ち立てた14試合が最長となっている。タラセンコは14試合連続で合計21ポイント(11得点10アシスト)を記録し、これはSKAの選手にとってロシアの歴史で最高の記録となっている。 クラブはコンファレンス1位で定期試合を終了し、プレーオフではコンファレンスの決勝まで進んだが、ディナモ・モスクワに敗れて初のガガーリン・カップファイナル出場を逃した。

2012/13

NHLのロックアウトによりKHLは規則を改定し、各クラブは選手を3人まで補強できるようになり、そのうち1人はNHLの有効な契約がある選手でもよいという内容になった。SKAにはセルゲイ・ボブロフスキー[13]イリヤ・コワルチュクが招かれた。一方、前年に活躍を見せたタラセンコはNHLに移籍。 コワルチュクはシーズンにクラブで最多のポイント(42ポイント、18ゴール24アシスト)を記録。ゴールキーパーのセルゲイ・ボブロフスキーは確かな守備(阻止率93.2%)を見せ、最後の4試合のうち3試合は無失点で抑えた。 SKAはコンファレンス首位で2位のチームに勝ち点11点差を付けて定期試合を終了。また、クラブ史上初めてコンチネンタル・カップ優勝を成し遂げた。プレーオフでは再びコンファレンス決勝まで進んだが、再びディナモ・モスクワに敗れまたしてもガガーリン・カップファイナル出場を逃した。

2013/14

2013/14年のシーズンはチームのメンバーが大きく変わった。ゴールキーパーのボブロフスキーはNHLのロックアウトが終わるとコロンバス・ブルージャケッツに復帰したが、コワルチュクはSKAに残ることを選択した。クラブは大規模な補強を行い、ケトフ、シパチョフ、クテイキン、スカチコフ、リャセンスキーらを獲得。またチェコからチェルベンカを獲得した。ゴールキーパーに関してはチェコ人のアレクサンドル・サラクを獲得。 定期試合をコンファレンス2位で終了し、プレーオフの第1ラウンドではCSKAを4連勝で圧倒したが、続く第2ラウンド(コンファレンス準決勝)ではロコモティフ・ヤロスラブリに2勝4敗で敗れ、コンファレンスの決勝進出はできなかった[14]

シーズンが終わると監督・コーチ陣はまるごと解任され、2014年4月4日、元ロシア代表監督のヴャチェスラフ・ビコフがSKAの監督に就任した[15]。ビコフは2010/11にKHLのサラワート・ユラーエフを率いてガガーリン・カップ獲得を達成した実績があり、代表監督だった2007年から2010年の間に世界選手権でロシアを金2・銀1・銅1に導いた実績があった。

2014/15

シーズン開始前にSKAは元ドンバスでNHLでの経験もあるエヴゲニー・ダドーノフ[16]、スウェーデン人のベテラン選手ジミー・エリクソンを獲得[17]。 2014/15年のシーズンにSKAは開幕から順調だった。キャプテンのコワルチュク、若手のアルテミー・パナーリンらが活躍を見せ、シーズン中盤までSKAはリーグ全体の首位を占めていた。11月になるとややペースが落ち、連勝を続けるCSKAに首位を譲ったが、コンファレンス2位で定期試合を終了する。 プレーオフでは第1ラウンドでトルペード・ニージニーノヴゴロドを4勝1敗で圧倒。

第2ラウンドの相手はディナモ・モスクワだった。2012年と2013年にコンファレンス決勝で敗れた因縁のライバルであり、今シーズンでも定期試合で4回対戦して4回敗れているSKAの苦手なチームだった。しかしSKAは4勝1敗で勝利し、西部コンファレンスの決勝に進出する。 コンファレンスの対戦相手はSKAの宿命のライバル、CSKAだった。SKAは定期試合60戦で勝ち点123でコンファレンス2位、対するCSKAは勝ち点139で定期試合を首位で終了していた。コンファレンス決勝でSKAは第1試合を0対3、第2試合を延長2対3、第3試合を1対3で落とし、プレーオフ敗退の危機に陥る。

しかし、ここからSKAが奇跡の反撃を開始する。シパチョフ・ダドーノフ・パナーリンのトリオが活躍し、第4試合を4対1、第5試合を6対2、第6試合を延長2対1で勝利し、シリーズのスコアを3勝3敗にした。 2015年4月7日、モスクワでCSKA対SKAの運命を決定する第7試合が行われる。第1ピリオドでコワルチュク、第2ピリオドでダドーノフが得点してSKAは2対0でリードするが、第2ピリオドの終盤にCSKAが2点を返して同点に追いつく。第3ピリオドにSKAのパトリック・トレセンが勝ち越しゴールを決めるとそのまま逃げ切り、SKAは4勝3敗でCSKAに勝利[18]。初のガガーリン・カップファイナル出場を決めた。KHL史上、プレーオフで3敗から逆転勝利したのはSKAが初めてであり、NHLでも前例は数えるほどしかないことだった。

ガガーリン・カップファイナルでは東部コンファレンスの勝者アクバルス・カザンと対戦。4勝1敗で勝利し、ソ連時代も含め初めて優勝を成し遂げた[19][20]

シーズンが終わると、監督のビコフは「家庭の事情」を理由に監督を辞任した[21]

2015/16

2015/16年はSKAにとって変革のシーズンとなった。前シーズン終了後にビコフが監督を辞任したことにより、アンドレイ・ナザロフが監督に就任。多くの選手がチームを去った。前シーズンに大活躍したアルテミー・パナーリンはNHLに移籍[22]ビクトル・チーホノフもNHLに移籍した。ロマン・チェルベンカ、ジミー・エリクソン、トニー・モルテンソン、パトリック・トレセンらもSKAを去った。一方、補強ではエゴール・ヤコブレフ[23]、ヨアヒム・リンドストリョーム、ヤルノ・コスキランタを獲得[24]。以前SKAでプレーしていたエヴゲニー・アルチューヒンはCSKAからSKAに移籍した。

シーズン開幕後,約3カ月にわかりSKAは前年のガガーリン・カップ覇者とは思えないほどの低迷を続け、SKAはプレーオフ進出すら危ぶまれるほどであった。2015年10月、監督のナザロフは解任され[25]、コーチのセルゲイ・ズボフが監督に就任した[26]

クラブはシーズン途中の10月にユグラ・ハンティマンシースクとニキータ・グーセフをトレード[27]。NHLからヴャチェスラフ・ヴォイノフ[28]、12月にNHLからモーゼス・スティーブ[29]を獲得し、アヴァンギャルド・オムスクとセルゲイ・シロコフをトレードした[30]。これらの補強によりSKAは徐々に順位を上げて行き、最終的にはディヴィジョン2位コンファレンス6位で定期試合を終了した[31]

プレーオフでは第1ラウンドでロコモティフに4勝1敗で勝利。第2ラウンドでは前年に続きディナモ・モスクワと対戦し、4勝2敗でディナモを退けてコンファレンス決勝に進んだ。 決勝の相手は前年と同じCSKAで、試合展開も前年と似たものになった。SKAは第1試合を0対3、第2試合を2対3、第3試合を延長0対1で落とし、敗退の危機に陥る。SKAファンは前年の奇跡の再現を期待したが奇跡は2度は起こらず、SKAは第4試合で延長1対2で敗れて2年連続のガガーリン・カップファイナル進出を逃した[32]。 プレーオフではキャプテンのコワルチュクは第1ラウンドと第2ラウンドで4試合しか出場しておらず、その4試合はすべてSKAが敗北した[33]。途中からシパチョフがキャプテンになり、コワルチュクはCSKAとの第3ラウンドには出場しなかったばかりか、ベンチ入りもできない状態で敗退を迎えた。

2016/17

前シーズンの主力選手は大部分がチームに残った。

  • 2016年7月、SKAはパーヴェル・ダツュクの獲得を発表する[34]。パーヴェル・ダツュクはイリヤ・コワルチュクに代わりチームのキャプテンに任命された。この移籍により、パーヴェル・ダツュクとイリヤ・コワルチュクが同じラインでプレーをするという競演が実現した。
  • 解任された監督のズボフに代わり、男子アイスホッケーロシア代表監督のオレグ・ズナロクがSKAの監督を兼任することとなった。ズナロクの就任により、SKAサンクトペテルブルクはロシア代表チームの基盤となった[35]
  • ダツュクの加入はチーム全体に刺激を与えた。キャプテンを譲る形となったコワルチュクは奮起し、レギュラーシーズンでセルゲイ・モジャーキンとスコアリーダーの座を争い、78ポイント(32ゴール+46アシスト、60試合)を記録。モジャーキンに次いでリーグ2位の記録を残した。エフゲニー・ダドーノフ、ワジム・シパチョフ、ニキータ・グーセフのラインは前年よりさらに成熟の度合いを増した。レギュラーシーズンのスコアでシパチョフは3位(26ゴール50アシスト、76ポイント)、グーセフは4位(24ゴール47アシスト、71ポイント)、ダドーノフは5位(30ゴール36アシスト、66ポイント)を占めた[36]。若手フォワードのアレクサンドル・バラバノフは目立つ存在ではなかったが、レギュラーシーズンで13ゴールの活躍を見せた。 [37]
  • ディフェンスもより強固になり、得点が多く失点の少ないチームが完成した。初めてガガーリン・カップで優勝した2014/15シーズンではレギュラーシーズン60試合のうち60分で勝った試合が36試合、60分で負けた試合は14試合、得失点差74(210得点136失点)であった[38]。一方2016/17シーズンではレギュラーシーズン60試合のうち60分で勝った試合が39試合、60分で負けた試合はわずかに8試合、得失点差135(249ゴール114失点)だった。レギュラーシーズン終了時にポイント137でCSKAモスクワと並んだが、60分で勝った回数でCSKAが優っていたため規定によりCSKAが首位となり、SKAはコンファレンス2位となった[39]
  • プレーオフでSKAは対戦相手を文字通り蹴散らしてガガーリン・カップファイルに進出した。第1ラウンドではヴィチャジ・ポドリスクを4勝0敗で圧倒、続く第2ラウンドではディナモ・モスクワに1敗するものの4勝1敗でコンファレンスファイナルに進出する。第2ラウンドのディナモ戦第3試合ではキャプテンのパーヴェル・ダツュクが負傷し、プレーオフの残りの試合すべてを欠場することを余儀なくされた[40]。それでもSKAの強さは変わらず、コンファレンスファイナルではロコモティフ・ヤロスラヴリを4勝0敗で撃破して2年ぶりにガガーリン・カップファイルに進む。

ファイナルでは2連覇を狙うメタルルグ・マグニトゴルスクと対戦。SKAはパーヴェル・ダツュクを欠いていたが攻撃と守備でメタルルグを抑え込み、4勝1敗で勝利して2年ぶり2度目の優勝を達成した[41][42]

KHLの成績

Note: GP = 試合数, W = 勝利, L = 敗戦, OTW = オーバータイムまたはシュートアウトによる勝利, OTL = オーバータイムまたはシュートアウトによる敗戦, Pts = ポイント, GF = 得点, GA = 失点

シーズン GP W OTW L OTL Pts GF GA Finish トップスコアラー プレーオフ
2008–09 56 26 9 17 4 100 143 105 3rd, Tarasov Maxim Sushinsky (45 points: 18 G, 27 A; 48 GP) 予選敗退
2009–10 56 36 4 10 6 122 192 118 1st, Bobrov Maxim Sushinsky (65 points: 27 G, 38 A; 56 GP) コンファレンス準々決勝敗退
2010–11 54 23 9 13 9 96 171 144 2nd, Bobrov Mattias Weinhandl (49 points: 21 G, 28 A; 54 GP) コンファレンス準決勝敗退
2011–12 54 32 6 11 5 113 205 130 1st, Bobrov Tony Mårtensson (61 points: 23 G, 38 A; 54 GP) [43] コンファレンス決勝敗退
2012–13 52 36 2 11 3 115 182 116 1st, Bobrov Patrick Thoresen (51 points: 21 G, 30 A; 52 GP) [44] コンファレンス決勝敗退
2013–14 53 33 1 13 4 105 174 113 2nd, Bobrov Artemi Panarin (40 points: 20 G, 20 A; 51 GP) コンファレンス準決勝敗退
2014–15 60 36 2 14 2 123 210 136 2nd, Bobrov Artemi Panarin (62 points: 26 G, 36 A; 54 GP) [45] ガガーリン・カップ優勝, 4-1 (アク・バルス・カザン)
2015–16 60 27 6 20 7 100 176 149 2nd, Bobrov Vadim Shipachov (60 points: 17 G, 43 A; 54 GP) [46] コンファレンス決勝敗退、0-4(CSKA)
2016-17 60 39 2 8 2 137 249 114 1st, Bobrov イリヤ・コワルチュク (78 points: 32 G, 46 A; 60 GP) [47] ガガーリン・カップ優勝, 4-1 (メタルルグ・マグニトゴルスク)

[48]

タイトル

主な選手

脚注

  1. ^ http://www.ska.ru/en/fansector/horse_fire
  2. ^ http://www.gazpromexport.ru/en/
  3. ^ http://www.ska.ru/en/club/history
  4. ^ en:1946–47 Soviet League season
  5. ^ https://www.nhl.com/player/alexander-drozdetsky-8468574?stats=career-r-all&season=20152016
  6. ^ https://www.nhl.com/player/fedor-tyutin-8469492
  7. ^ http://en.khl.ru/standings/165/playoff/
  8. ^ http://en.khl.ru/standings/168/playoff/
  9. ^ https://www.nhl.com/player/denis-grebeshkov-8470268?stats=career-r-all&season=20132014
  10. ^ https://www.nhl.com/player/maxim-afinogenov-8466202?stats=career-r-all&season=20082009
  11. ^ https://www.nhl.com/player/evgeni-nabokov-8460705?stats=career-r-all&season=20142015
  12. ^ http://en.khl.ru/standings/186/playoff/
  13. ^ https://www.nhl.com/player/sergei-bobrovsky-8475683?stats=career-r-all&season=20152016
  14. ^ http://en.khl.ru/standings/245/playoff/
  15. ^ http://rg.ru/2014/04/04/bikov-site.html
  16. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/ievghienii-dadonov-v-ska
  17. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/ska-podpisal-kontrakt-s-dzhimmi-erikssonom
  18. ^ http://en.khl.ru/game/267/45877/protocol/
  19. ^ http://en.khl.ru/standings/267/playoff/
  20. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/ska-obladatiel-kubka-gagharina
  21. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/viachieslav-bykov-pokidaiet-ska
  22. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/artiemii-panarin-pokidaiet-ska
  23. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/ieghor-iakovliev-v-ska
  24. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/iuakim-lindstriem-i-iarno-koskiranta-v-ska
  25. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/andriei-nazarov-pokidaiet-ska
  26. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/sierghiei-zubov-ghlavnyi-trienier-ska
  27. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/nikita-gusiev-v-ska
  28. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/viachieslav-voinov-v-ska
  29. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/stiv-mozies-v-ska
  30. ^ http://www.ska.ru/en/news/view/sierghiei-shirokov-v-ska
  31. ^ http://en.khl.ru/standings/309/conference/
  32. ^ http://en.khl.ru/standings/310/playoff/
  33. ^ http://en.khl.ru/players/3582/
  34. ^ 13 July 2016, Here comes the Magic Man
  35. ^ http://en.khl.ru/news/2016/08/11/313862.html
  36. ^ 2016/17 Stats Leaders
  37. ^ http://en.khl.ru/players/17210/
  38. ^ 2014/15 standing
  39. ^ 2016/17 standing
  40. ^ Datsyuk will be absent from remaining play off KHL
  41. ^ 2016/17 Play off standing
  42. ^ SKA wins the Gagarin Cup! 16 April 2017
  43. ^ http://en.khl.ru/players/15219/
  44. ^ http://en.khl.ru/players/16249/
  45. ^ http://en.khl.ru/players/15486/
  46. ^ http://www.ska.ru/en/team/
  47. ^ 2016/17 Score leaders
  48. ^ http://en.khl.ru/standings/405/conference/



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