メジャーデビュー(2003年)から現在まで
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「ジェイミー・カラム」の記事における「メジャーデビュー(2003年)から現在まで」の解説
ジェイミー・カラムは、ジャズ・レーベルからリリースした『Pointless Nostalgic』のヒットが契機となり、彼は英ユニバーサル・ミュージックと100万ポンドの契約を結んだ。 2003年10月、メジャーデビューアルバムとなった『Twentysomething』は、英国ジャズ史上では最速で売れたアルバムとなり、英国チャートで3位にランクイン。米ビルボードのジャズ・チャートでも3位を記録した。自作曲はもちろん、名曲「雨に唄えば」や、コール・ポーター作品、ジミ・ヘンドリックスやジェフ・バックリィといったロック曲のジャズ解釈も含まれた、奔放な作風となった 。 同アルバムは、第47回グラミー賞ベスト・ジャズ・ヴォーカル部門ノミネート作品となり、全米ビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ・チャート部門では31週連続トップ10に入り、全世界で売上250万枚を突破するなどセールス面で大成功を収め、名声を手にした。そして同アルバム『Twentysomething』収録の"エヴァ―ラスティング・ラブ"が、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の続編『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の主題歌に選ばれた。 翌2004年8月、日本のフジロックフェスティバルに初出演した。 2005年9月、アルバム『Catching Tales 』をリリース。英国チャートで4位にランクイン。米ビルボードのトップ・コンテンポラリー・ジャズ部門チャートで1位を記録した。 2009年11月、アルバム『The Pursuit』をリリース。 2013年5月、アルバム『Momentum』をリリース。 2014年4月末、ジェイミーは、バラク・オバマ米大統領がホストを務め、ホワイトハウスで開催する「International Jazz Day Concert」に、ウェイン・ショーター、チック・コリア、ジョン・マクラフリン、ロバート・グラスパー、エスペランサ・スポルディングらといった、新旧のジャズの巨人たちと共に招待された。 2014年10月、アルバム『Interlude』をリリース。 2015年12月、スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイドが運営する最高級ホテル「セントレジス」のアンバサダーに就任し、翌2016年5月にセントレジスホテル大阪で一夜限りのプレミアム・ディナーショー『The Jazz Legends at St. Regis』を開催した。 2018年10月、ジェイミー・カラムのラジオ番組が英国ラジオ・アカデミーで「ベスト・ミュージック・プレゼンター賞」を受賞。
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