メイグイタン【メイグイタン】(観賞樹)
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登録番号 | 第6439号 |
登録年月日 | 1998年 5月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | メイグイタン よみ:メイグイタン |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 5月 23日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アラン メイアン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「LAVLINC」に「JOSEPHLINC×SULTANE」を交配して育成されたものであり,花房の形は2~5輪咲き,花は淡黄ピンク色で半剣弁,整形咲き,微香の小輪となる鉢植え及び花壇向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高は矮性である。開花枝の太さはやや細,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅はかなり狭,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は少,花首はほとんど無である。小葉の数は5枚以下,本葉の長さはやや短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は淡緑,光沢は半光沢よりやや強,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は2~5輪咲き,蕾の形は卵形である。花形は整形咲き,花の大きさは小輪,高さはやや低,花弁表側の色は淡黄ピンク(JHS カラーチャート1301),裏側の色は紫ピンク(同9703)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性及び褪色は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さはやや薄,硬さはやや柔,数は40~59枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「メイラルコ」と比較して,展開直後の若葉の色が淡緑であること,花弁表側の色が淡黄ピンクであること,花弁裏側の色が紫ピンクであること,花色の褪色が難であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者の温室(フランス共和国)において,「LAVLINC」に「JOSEPHLINC×SULTANE」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「メイクイタン」であった。 |
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