ミュースカイ・特急
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 23:34 UTC 版)
「名鉄特急」も参照 犬山線へ直通する全車特別車のミュースカイ(2000系4両)と一部特別車の特急(1200系または2200系6両)を平日、休日とも朝に上り犬山方面のみを運行している(ミュースカイは中部国際空港行きを平日朝に2本、休日朝に1本運転。夕方には新可児行き〈犬山駅までは新鵜沼行きと併結〉を1時間間隔で平日に5本、休日に4本運転。特急は上りの豊橋行きを休日朝に3本運転)。2008年12月27日より広見線を走る快速特急・特急は一部特別車(最初の1本は1200系6両で残り2本は2200系6両。うち2本は犬山駅で増結して8両となる)となっている。2011年3月26日のダイヤ改正後は快速特急と平日朝の特急の運転がなくなり、同時間帯に新可児駅発中部国際空港行きミュースカイ(犬山駅で新鵜沼駅発の列車と連結)が1本増発されている。2019年3月16日のダイヤ改正後は平日朝のミュースカイが1本削減され、普通列車に変更されている。2021年5月22日のダイヤ改正で夕方以降の広見線へのミュースカイの乗り入れが廃止された(新鵜沼行きに統一。同時に休日朝のミュースカイ1本も消滅。平日朝のミュースカイ2本と土休日朝の特急3本は残る)。 かつて昭和の終わり頃までは御嵩駅や八百津駅(2001年廃止)まで直通しており、八百津駅直通列車には蘇水湖号という愛称が、7000系白帯車(はくたいしゃ = 現在の特別車)を使用した列車には「日本ライン」号という愛称が付けられていた。新可児止まりとなってからも一部の列車は7000系が特急運用から撤退する1999年まで名乗っていた。西可児駅がリトルワールドのアクセス駅だった頃は「リトルワールド」号という愛称列車もあった。かつては高速や1000系または1600系による豊川稲荷行き(正月ダイヤの臨時特急のみ)や1600系による国府行きの全車特別車特急(犬山駅で新鵜沼方面からの列車を岐阜寄りに増結。2005年改正まで平日朝に1本のみ運転)なども運転されていた。 ミュースカイ・特急とも西可児駅までは各駅に停車し、善師野駅と富岡前駅は通過する(2003年までは可児川駅を通過しており、さらに1983年までは西可児駅も通過していた)。なお、犬山駅で進行方向が変わるため、特別車の座席が犬山線・名古屋本線・常滑線・空港線での向きに合わせて進行方向逆向きにセットされている。 夏の長良川花火大会などのイベント時には臨時に名鉄岐阜発新可児行きのミュースカイが運転されることがある(2012年以降は運転されていない)。この列車は名古屋を通らない珍しい特急である。広見線内の停車駅は定期の特急と同じで、2000系の4両で運転される。2008年までは全車特別車(1999年までは全車指定席)特急で、7000系白帯車や1000系の4両で運転された。また、引退が決まった7000系パノラマカーの謝恩イベントの一環として、2008年8月30日には、7000系元白帯車による臨時列車として特急「日本ライン」号が復活運転された。
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