みやぎLD1号【ミヤギLD1ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8121号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | はたけしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | みやぎLD1号 よみ:ミヤギLD1ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮城県 | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐藤資之、河野裕 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の保存菌株(山形県産)の子実体を組織分離し育成されたもので,菌さんがかなり大,断面の形態は凸型,中心部が淡褐色で,菌柄の形が直幹型の品種である。対峙培養では出願者の保存菌株「62-33-2」及び「6-6-F」との帯線形成が有,菌叢表面の性状は平滑,菌糸生長最適温度はやや低である。菌さんの断面の形態は凸形,大きさはかなり大,中心部及び周縁部の色は淡褐色,厚さはやや薄,肉質は中である。子実層たくの並び方は正常,幅は極広,色はクリーム色である。菌柄の形は直幹,長さは極長,太さは中,色は濃色,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は中である。子実体の発生型は群状,発生最盛期までの期間はやや長,菌かき後の発生までの期間はやや長である。収量性はやや多,有効茎本数はやや少である。「62-33-2」及び「606-F」と比較して,30℃での菌糸体の成長速度が速いこと,菌さん中心部の色が淡褐色であること,菌柄の色が濃色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者の施設(宮城県青葉区)において,出願者の保存菌株(山形県産)の子実体を組織分離し,得られた菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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