みやぎLD2号【ミヤギ エルディニゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第14662号 |
登録年月日 | 2006年 12月 14日 | |
農林水産植物の種類 | はたけしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | みやぎLD2号 よみ:ミヤギ エルディニゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮城県 | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 相澤孝夫、玉田克志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の保存菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さんが大、断面の形態は丸山形、中心部の色が淡褐で、菌柄の形が直幹の施設栽培向きの品種である。菌さんの断面の形態は丸山形、大きさは大、中心部の色は淡褐色、周縁部の色は灰色、厚さ及び肉質は中である。子実層たくの並び方は正常、密度は中、色はクリーム色、菌柄への付き方は直生である。菌柄の形は直幹、長さは極長、太さはやや細、色は淡色、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大である。子実体の発生型は群状、発生最盛期までの期間及び菌かき後の発生までの期間は中、子実体発生最適温度及び生育最適温度はやや高である。収量性及び有効茎本数は中である。「みやぎLD1号」と比較して、菌柄の色が淡色であること等で、「群馬GLD-21号」と比較して、菌さんの中心部の色が淡褐色であること、菌さんの肉質が軟らかいこと等で区別性が認められる。なお、「みやぎLD1号」及び「群馬GLD-21号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成13年に宮城県林業試験場(黒川郡大衡村)において、出願者所有の保存菌株(宮城県産野生種)どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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