山口TOJI932号【ヤマグチ TOJI 932ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第11580号 |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | はたけしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | 山口TOJI932号 よみ:ヤマグチ TOJI 932ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山口県 | |
品種登録者の住所 | 山口県山口市滝町1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 井上祐一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(山口県佐波郡徳地町産)を組織分離して育成されたものであり、菌さんが大、断面の形態は平形、中心部の色が灰褐色で、菌柄の形が直幹の施設栽培向きの品種である。 菌さんの断面の形態は平形、大きさは大、中心部の色は灰褐色、周縁部の色は灰色、厚さはやや厚、肉質は硬である。子実層たくの並び方は正常、幅はかなり狭、密度は密、色は白色、菌柄への付き方は直生である。菌柄の形は直幹、長さはやや長、太さはやや細、色は淡色、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は小である。子実体の発生型は群状、発生最盛期までの期間はかなり長、菌かき後の発生までの期間は中、発生最適温度はやや高、子実体の生育最適温度は高である。収量性及び有効茎本数はやや少である。「みやぎLD1号」及び「山口LDAKI933号」と比較して、菌さんの断面が平形であること、子実層たくの密度が高いこと等で区別性が認められる。なお、「みやぎLD1号」及び「山口LDAKI933号」との対峙培養において明確な嫌触反応を有する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に山口県林業指導センター(山口市)において、野生種(山口県佐波郡徳地町産)を組織分離し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお、出願時の名称は「やまぐち里シメジ」であった。 |
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