とちぎLD-500号【トチギLD-500ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第15389号 |
登録年月日 | 2007年 3月 22日 | |
農林水産植物の種類 | はたけしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | とちぎLD-500号 よみ:トチギLD-500ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 栃木県 | |
品種登録者の住所 | 栃木県宇都宮市塙田1丁目1番20号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 粕谷嘉信、石川洋一、永嶋朋子、関谷夕香 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(栃木県産)から選抜して育成されたものであり、菌さんがかなり大、断面の形態は平形、中心部の色が淡褐色で、菌柄の形が直幹の露地及び施設栽培向きの品種である。菌さんの断面の形態は平形、大きさはかなり大、中心部及び周縁部の色は淡褐色、厚さは薄、肉質は中である。子実層たくの並び方は正常、幅はかなり狭、密度は密、色はクリーム色、菌柄への付き方は湾生である。菌柄の形は直幹、長さは極長、太さはやや細、色は淡色、断面は中実、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大である。子実体の発生型は群状、発生最盛期までの期間及び菌かき後の発生までの期間は中、発生最適温度及び生育最適温度はやや高である。収量性は中、有効茎本数は少である。「群馬GLD-17号」と比較して、子実層たくの幅がせまいこと、菌柄の形が直幹であること等で、「みやぎLD1号」と比較して、菌柄へのつき方が湾生であること、菌柄の断面が中実であること等で区別性が認められる。なお、「群馬GLD-17号」及び「みやぎLD1号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に栃木県林業センター(宇都宮市)において、出願者所有の野生種(栃木県産)の子実体を組織分離し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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