とっとき2号【トットキ2ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10746号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | エリンギ | |
登録品種の名称及びその読み | とっとき2号 よみ:トットキ2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 愛知県 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 澤章三、門屋健、森下信明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統(外国産)どうしを交配して育成されたもので、菌さんが平形、大葉、やや厚肉の施設栽培向きの品種である。菌糸密度は中、菌叢表面の色は白色、菌糸生長最適温度はやや高である。菌さんの形は平形、紋様は筋状、表面の突起は無、大きさは大、中心部の色は淡灰黄色、厚さはやや厚、肉質は硬である。子実層たくの菌柄への付き方は中、幅はやや広、色は淡灰黄色である。菌柄の形は下太、長さは長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は中、太さはやや太、色は黄白色、肉質は硬である。子実体の発生型は株状、有効茎数はやや少、発生最盛期までの期間及び菌かき後発生までの期間はやや長、生育最適温度は低、収量性はかなり多、耐病性は強である。「AER9501」と比較して、菌さんが平形であること、菌柄の形が下太であること等で、「AER9502」と比較して、菌柄の形が下太であること等で区別性が認められる。なお、「AER9501」及び「AER9502」との対峙培養において明確な嫌触反応を有する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に愛知県林業センター(南設楽郡鳳来町)において、出願者所有の育成系統どうし(外国産)を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「かおりひらたけ2号」であった。 |
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