とねほっぺ【トネホッペ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7502号 |
登録年月日 | 1999年 11月 25日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | とねほっぺ よみ:トネホッペ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 群馬県 | |
品種登録者の住所 | 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武井幸雄、湯谷譲 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,アメリカ合衆国導入種の選抜系統に「女峰」を交配して育成されたものであり,葉色は濃緑で,果実は円錘でかなり大きく,成熟期が晩生の半促成栽培に向く品種である。草姿は中間,草勢は強,草丈はやや高,分げつの多少は少,ランナー数はやや多である。葉色は濃緑,葉の形状は上向き,厚さはやや厚,葉数は中,葉柄の太さは太である。果皮の色は鮮紅,果形は円錘,果実の大きさはかなり大,果肉色は橙赤,果心の色は淡赤,果実の光沢は良,果実の溝は無である。花の大きさはやや大,花弁の色は白,花房当たりの花数は少である。果実の硬さはやや硬,無種子帯はほとんどなし,そう果の落ち込みは落ち込み小,そう果のアントシアニン着色及びそう果数は中,果実の香りは少である。季性は一季成,開花始期及び成熟期は晩,開花位置は葉より下,可溶性固形分含量はやや高,酸度及び日持ちは中である。「女峰」と比較して,果実が大きいこと,開花始期及び成熟期が遅いこと,開花位置が葉より下であること等で区別性が認められた。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に群馬県園芸試験場(群馬県佐波郡東村)において,アメリカ合衆国より導入した品種名不詳の種子から選抜した系統「系-56」に「女峰」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性検定,生産力検定及び地域適応性検定試験を行い,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「春うらら」であった。 |
- とねほっぺのページへのリンク