尾瀬はるか【オゼハルカ】(野菜)
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登録番号 | 第12575号 |
登録年月日 | 2005年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | 尾瀬はるか よみ:オゼハルカ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 群馬県 | |
品種登録者の住所 | 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武井幸雄、多々木英男、湯谷譲 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「とねほっぺ」に「北の輝」を交配して育成されたものであり、果実は円錘形で大きく、果皮の色が明赤の半促成栽培に向く品種である。草姿は中間、草勢及び草丈は中、分げつの多少はやや少である。ランナー数はやや多、葉色は濃緑、葉の形状は上向き、小葉の大きさ及び葉数は中、葉柄の太さは太である。果皮の色は明赤、果形は円錘、果実の大きさは大、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は良、空洞は無~極小である。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たり花数は少、花柄の太さはやや太、花柄長は中である。果実の硬さはかなり硬、無種子帯はほとんど無し、そう果の落ち込みは落込み小、そう果数は中、果実の香りは少である。季性は一季成、開花始期及び成熟期は晩、開花位置は葉より下、休眠性はやや長、可溶性固形物含量はやや高、酸度は低、日持ち及び輸送性は中である。「とねほっぺ」と比較して、小葉が小さいこと、果実の空洞が小さいこと等で、「女峰」と比較して、果皮の色が明赤であること、果実が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に群馬県園芸試験場(現群馬県農業技術センター、佐波郡東村)において、「とねほっぺ」に「北の輝」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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